No.1712, No.1711, No.1710, No.1709, No.1708, No.1707, No.1706[7件]
リュウ
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ルドミヅR18 現代デート
レイノラルにルドウィン連れてきた回
2人でのんびりデート、ウィンドウショッピング、普通にはしゃいでるミヅキと裏腹にルドウィンはレイノラルのえっちな道具、おもちゃなどをしっかり発見し「感度何倍!」「今までにない締まり!」とかいう文句を見つつ収穫していって、夜に隊舎に帰ったあと「たいちょ、これ試してみようよ」って買ってきたものをアレコレ試そうとするルドウィンと、必死で抵抗するものの流されて結局色々お試しさせられるミヅキ
道具を使わない日と全然違うのでイキっぱなし、そんなところ!?、もう許してえなどが出るが「へーこれ結構使えるねえ」と言いながらやめない鬼畜ルドウィンの夜畳む 1年以上前(木 00:00:52) 創作語り
レイノラルにルドウィン連れてきた回
2人でのんびりデート、ウィンドウショッピング、普通にはしゃいでるミヅキと裏腹にルドウィンはレイノラルのえっちな道具、おもちゃなどをしっかり発見し「感度何倍!」「今までにない締まり!」とかいう文句を見つつ収穫していって、夜に隊舎に帰ったあと「たいちょ、これ試してみようよ」って買ってきたものをアレコレ試そうとするルドウィンと、必死で抵抗するものの流されて結局色々お試しさせられるミヅキ
道具を使わない日と全然違うのでイキっぱなし、そんなところ!?、もう許してえなどが出るが「へーこれ結構使えるねえ」と言いながらやめない鬼畜ルドウィンの夜畳む 1年以上前(木 00:00:52) 創作語り
リュウ
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八原兄妹SS ふくれっつら
やっぱりな、と苦笑いをした。玄関扉を開けてすぐ飛び込んできたのは、腕を組んで仁王立ちした妹のふくれっ面。これは怒ってるぞ、と身構えていると「怒ってるわよ!」と声に出され、笑いそうになるのを堪える。
「遅かったようだけど!」
「悪い、急な仕事でさ」
「今日休みって言ってたのに!」
「ごめんな」
俺の仕事はまだ売れない歌手。それでもありがたい事に、最近貰える仕事が少しずつ増えてきたところで、舞い込む仕事は事務所も断らない。今日は休みで妹と遠出する予定にしていたのだが、朝連絡が来て、仕事になったのだった。
最初はガミガミと言っていた妹は次第に勢いをなくし、目線が下がり、瞳が潤んでいる。さみしい思いをさせたのだなと思い、そっと頭を撫でると、しおれた顔で俺を見上げる。
俺はしばらく迷ってから、玄関のほうを指さして言った。
「よし、いまから行くか!」
「え?今から?」
時刻は23時を過ぎているが、まあ問題ないだろう。車を使える知り合いに手早くスマホでメッセージを送り、口を開けたままぼんやりとしている妹にほほえむ。
「まだ今日は終わってないからな」
ほんっと、しょうがないなあ!妹が笑う。畳む 1年以上前(水 23:55:18) SS
やっぱりな、と苦笑いをした。玄関扉を開けてすぐ飛び込んできたのは、腕を組んで仁王立ちした妹のふくれっ面。これは怒ってるぞ、と身構えていると「怒ってるわよ!」と声に出され、笑いそうになるのを堪える。
「遅かったようだけど!」
「悪い、急な仕事でさ」
「今日休みって言ってたのに!」
「ごめんな」
俺の仕事はまだ売れない歌手。それでもありがたい事に、最近貰える仕事が少しずつ増えてきたところで、舞い込む仕事は事務所も断らない。今日は休みで妹と遠出する予定にしていたのだが、朝連絡が来て、仕事になったのだった。
最初はガミガミと言っていた妹は次第に勢いをなくし、目線が下がり、瞳が潤んでいる。さみしい思いをさせたのだなと思い、そっと頭を撫でると、しおれた顔で俺を見上げる。
俺はしばらく迷ってから、玄関のほうを指さして言った。
「よし、いまから行くか!」
「え?今から?」
時刻は23時を過ぎているが、まあ問題ないだろう。車を使える知り合いに手早くスマホでメッセージを送り、口を開けたままぼんやりとしている妹にほほえむ。
「まだ今日は終わってないからな」
ほんっと、しょうがないなあ!妹が笑う。畳む 1年以上前(水 23:55:18) SS
リュウ
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愛妻の日ミクミヅSS 【AGAIN3-0-0】
「今日もね、二人ともご飯をいっぱい食べたよ。ミトも元気に動けてた。もうね、すっかり大きくなったよ」
彼女のような美しい花をそっと供えながら、僕は笑顔で続ける。
「君が産んでくれたおかげだよ。僕は今日も幸せだった。あの子達の父親で、本当によかった」
当然ね、と彼女が笑ったような気がして、零れそうになる涙をこらえた。泣いては彼女に心配をかけてしまうな、と、深く息を吸う。
「……」
口を開きかけたが、言葉が音を持つことは無かった。言えるはずがなかったし、言ったところでどうなることでもなかった。わかっている。わかっているんだ、そんなことは。
もう二度と彼女には会えない。だから、こんな気持ちを抱えていたって……。
「……でも」
もう一度、君に触れたい。君を抱きしめたい。君に口付けをしたい。溢れる願いは叶わない。
彼女の眠る石碑に背を向けた。闇夜でも目が利くのは彼女のおかげだ。もういない彼女は、今でも僕の中に強く深く刻み込まれている。二度と忘れることなどない。僕のこの少し冷たい体温も、時に死ぬほど愛おしくなるのは、それが彼女にもらったものだからだ。
「……ああ、今日はだめだなぁ」
どこで隙間が空いたのだろう、心に風が入ってきて、胸が痛む。当たり前のように無視できていたことを、今日は何故だか見てしまう。隣にいない彼女の姿を見た気がして、一瞬身を震わせた自分に、笑いとも泣き声ともわからない声が出る。
「……会いたいよ、」
この世で一番愛した人の名前が、静かに闇に飲まれていく。
【AGAIN3-0-0】畳む 1年以上前(水 23:53:25) SS
「今日もね、二人ともご飯をいっぱい食べたよ。ミトも元気に動けてた。もうね、すっかり大きくなったよ」
彼女のような美しい花をそっと供えながら、僕は笑顔で続ける。
「君が産んでくれたおかげだよ。僕は今日も幸せだった。あの子達の父親で、本当によかった」
当然ね、と彼女が笑ったような気がして、零れそうになる涙をこらえた。泣いては彼女に心配をかけてしまうな、と、深く息を吸う。
「……」
口を開きかけたが、言葉が音を持つことは無かった。言えるはずがなかったし、言ったところでどうなることでもなかった。わかっている。わかっているんだ、そんなことは。
もう二度と彼女には会えない。だから、こんな気持ちを抱えていたって……。
「……でも」
もう一度、君に触れたい。君を抱きしめたい。君に口付けをしたい。溢れる願いは叶わない。
彼女の眠る石碑に背を向けた。闇夜でも目が利くのは彼女のおかげだ。もういない彼女は、今でも僕の中に強く深く刻み込まれている。二度と忘れることなどない。僕のこの少し冷たい体温も、時に死ぬほど愛おしくなるのは、それが彼女にもらったものだからだ。
「……ああ、今日はだめだなぁ」
どこで隙間が空いたのだろう、心に風が入ってきて、胸が痛む。当たり前のように無視できていたことを、今日は何故だか見てしまう。隣にいない彼女の姿を見た気がして、一瞬身を震わせた自分に、笑いとも泣き声ともわからない声が出る。
「……会いたいよ、」
この世で一番愛した人の名前が、静かに闇に飲まれていく。
【AGAIN3-0-0】畳む 1年以上前(水 23:53:25) SS