2024年6月の投稿[198件]
リュウ
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人外巳波と巫女紡のみなつむ話
巳波さんて蛇だし 人型人外設定で触手もってて紡に「人間にはないでしょう?怖がらないでくださいね」ってふふふって笑いながらそっと頬を撫でていてほしい
人型人外っていうか神様とかでよくない
神様の巳波とそこに仕える巫女の紡、見たい
神様の巳波 蛇神様
舌が長いのと分霊が蛇で触手っぽくなるというところで落ち着いた
贄のサポートで神の霊力を一定まで調整するのが仕事だけどその方法は千差万別で 当然性行為ではかなり効率よく集められるのでそういうシーンがいっぱい
書ける!なぜなら導入を書いたから はっはっは(にこにこ)
でもごはんを三食食べるとか昼寝するとかしっかりよる眠るとかでも回復していくから世話好き紡は良い贄となるのだ
桜の花をつけていますね、と声をかけた神様がそっと微笑んで紡にも桜の花を耳につけてくれるが、人間の感情で受け取る紡と神の心地で渡す桜の意味に違いはあるのだろうかという やつ
いくら幸せでも贄は定期的に代わりを必要とされているのだからそのうち紡にも破滅が来るし、神である巳波は人間なんてそんなものだと思ってて全然悲しまない……
神様と贄のアワワ~(R18)も良いし神と人間の価値観の違いを持ったままどちらも「穏やかだ」と思える時間を過ごしている場面も大変素敵だと思ってしまうけど贄は定期的に変わっている、つまるところ紡にもそのうち破滅は訪れるし、巳波はそれを特別悲しむことも何もない、だって神だから人間はそんなものだと思っているから……
畳む
164日前(日 22:02:09) 二次語り
巳波さんて蛇だし 人型人外設定で触手もってて紡に「人間にはないでしょう?怖がらないでくださいね」ってふふふって笑いながらそっと頬を撫でていてほしい
人型人外っていうか神様とかでよくない
神様の巳波とそこに仕える巫女の紡、見たい
神様の巳波 蛇神様
舌が長いのと分霊が蛇で触手っぽくなるというところで落ち着いた
贄のサポートで神の霊力を一定まで調整するのが仕事だけどその方法は千差万別で 当然性行為ではかなり効率よく集められるのでそういうシーンがいっぱい
書ける!なぜなら導入を書いたから はっはっは(にこにこ)
でもごはんを三食食べるとか昼寝するとかしっかりよる眠るとかでも回復していくから世話好き紡は良い贄となるのだ
桜の花をつけていますね、と声をかけた神様がそっと微笑んで紡にも桜の花を耳につけてくれるが、人間の感情で受け取る紡と神の心地で渡す桜の意味に違いはあるのだろうかという やつ
いくら幸せでも贄は定期的に代わりを必要とされているのだからそのうち紡にも破滅が来るし、神である巳波は人間なんてそんなものだと思ってて全然悲しまない……
神様と贄のアワワ~(R18)も良いし神と人間の価値観の違いを持ったままどちらも「穏やかだ」と思える時間を過ごしている場面も大変素敵だと思ってしまうけど贄は定期的に変わっている、つまるところ紡にもそのうち破滅は訪れるし、巳波はそれを特別悲しむことも何もない、だって神だから人間はそんなものだと思っているから……
畳む
164日前(日 22:02:09) 二次語り
リュウ
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みなつむイメソン
・ヴィーナスとジーザス
・少年よ我に帰れ
・マイハートハードピンチ
・僕の存在証明
・ミス・パラレルワールド
・フロントメモリー
・ちゅ、多様性。
・過去を喰らう
・SHOUT LOVE(失恋巳波)
・ビタースウィート 166日前(土 15:43:41) 二次語り
・ヴィーナスとジーザス
・少年よ我に帰れ
・マイハートハードピンチ
・僕の存在証明
・ミス・パラレルワールド
・フロントメモリー
・ちゅ、多様性。
・過去を喰らう
・SHOUT LOVE(失恋巳波)
・ビタースウィート 166日前(土 15:43:41) 二次語り
リュウ
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みなつむ 普通の会社員とバーテンダーパロネタ
会社員紡ちゃんがこっそり通っている隠れ家バーのバーテンダー巳波と恋が始まってほしすぎる
「聞いてくださいよ同僚が〜!でもいつもはこんな人でぇ……でも今日はぁ……」(その人のこと好きなんでしょうね……)みたいなやつ
バーテンダーとして気に入られてるとしか自覚してない巳波と「最近紡行きつけあるんだって?連れてってよ〜」って同僚に言われてもしぶって連れていかない巳波のこと好きな紡
「お客様、あんまり飲めないのによく来てくださいますよね」「あ、貴方が!貴方がいるから……」
バーテンダーの巳波「あら、今日は浮かない顔してますね……」(スッキリ系カクテルをショートでスッ…)
バーテンダーの巳波 占いが特技だから会話のネタにできるし悩み相談もできる 隠れ家的なのでクチコミでたまに広まっていくくらいで狭くて小さくて 入口の看板も薄汚れてて小さくて目立たないから 「今宵足を運んでくださったということは導かれて来てくださったんですね」みたいな話から入ってくれる
常連の紡が隣から口挟んでくる
「棗さんって占いもできるんですよ!占ってもらったらいいじゃないですか〜!(絡み酒)」「あら、占い代は小鳥遊さんの伝票につけますよ?」「え〜っじゃあ私のことも占ってください〜!」「占い2、と……」ってやってるのを見て仲のいいバーだなぁと思われる
紡が勇気を振り絞って名刺の裏にラビチャID書いて置いていったのを回収、確認してから「……」とは思いつつ何もせず、次に来た時も普通に応対して、店が終わるまでずっと眠ってた紡をソファ席に寝かせて、自分も隣の席で仮眠とってるといい
起きたら紡が⁉️ってなるから
まあさすがに常連とはラビチャくらい交換してておかしくないので、もっと踏み込んだ住所とか電話番号とか、かもしれない
畳む 166日前(金 23:23:44) 二次語り
会社員紡ちゃんがこっそり通っている隠れ家バーのバーテンダー巳波と恋が始まってほしすぎる
「聞いてくださいよ同僚が〜!でもいつもはこんな人でぇ……でも今日はぁ……」(その人のこと好きなんでしょうね……)みたいなやつ
バーテンダーとして気に入られてるとしか自覚してない巳波と「最近紡行きつけあるんだって?連れてってよ〜」って同僚に言われてもしぶって連れていかない巳波のこと好きな紡
「お客様、あんまり飲めないのによく来てくださいますよね」「あ、貴方が!貴方がいるから……」
バーテンダーの巳波「あら、今日は浮かない顔してますね……」(スッキリ系カクテルをショートでスッ…)
バーテンダーの巳波 占いが特技だから会話のネタにできるし悩み相談もできる 隠れ家的なのでクチコミでたまに広まっていくくらいで狭くて小さくて 入口の看板も薄汚れてて小さくて目立たないから 「今宵足を運んでくださったということは導かれて来てくださったんですね」みたいな話から入ってくれる
常連の紡が隣から口挟んでくる
「棗さんって占いもできるんですよ!占ってもらったらいいじゃないですか〜!(絡み酒)」「あら、占い代は小鳥遊さんの伝票につけますよ?」「え〜っじゃあ私のことも占ってください〜!」「占い2、と……」ってやってるのを見て仲のいいバーだなぁと思われる
紡が勇気を振り絞って名刺の裏にラビチャID書いて置いていったのを回収、確認してから「……」とは思いつつ何もせず、次に来た時も普通に応対して、店が終わるまでずっと眠ってた紡をソファ席に寝かせて、自分も隣の席で仮眠とってるといい
起きたら紡が⁉️ってなるから
まあさすがに常連とはラビチャくらい交換してておかしくないので、もっと踏み込んだ住所とか電話番号とか、かもしれない
畳む 166日前(金 23:23:44) 二次語り
リュウ
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バーテンダー巳波ネタ
バーテンダーの巳波に一杯奢りますよ!って言ったら「あらいいんですか?」とか言ってクソバカ高高高酒普通に飲まれて破産したい
巳波って博識だし雑学好きそうだしバーテンダー絶対似合うってずっと思ってるけど未成年なんだよ
未成年❓
(現代日本だと成人済みだけどお酒は飲めないもんね〜)
ナギと巳波が二人でやってるバー行きたいけど「六弥さん置く場所変えないで」「棗氏買い出し行きましたか?足りませんよ」とかやいのやいの言ってそうで(好きだな)
畳む 166日前(金 23:21:01) 二次語り
バーテンダーの巳波に一杯奢りますよ!って言ったら「あらいいんですか?」とか言ってクソバカ高高高酒普通に飲まれて破産したい
巳波って博識だし雑学好きそうだしバーテンダー絶対似合うってずっと思ってるけど未成年なんだよ
未成年❓
(現代日本だと成人済みだけどお酒は飲めないもんね〜)
ナギと巳波が二人でやってるバー行きたいけど「六弥さん置く場所変えないで」「棗氏買い出し行きましたか?足りませんよ」とかやいのやいの言ってそうで(好きだな)
畳む 166日前(金 23:21:01) 二次語り
リュウ
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「彼女、棗さんのファンだからじゃないですか?」「……冗談はそのお酒の量だけにしてくれません?」「やだなぁ、棗さんこそ1杯くらい飲んだらいいのに」「未成年の担当アイドルに酒を勧めないでください」
166日前(金 23:16:49)
二次語り
リュウ
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みなつむとずーると酒ネタ
2人とも酒弱いと思ってる
だから巳波もたまーにウイスキーロック一杯で長い夜を過ごすのかなと
紡は悪酔いしやすそうだし巳波と一緒の時以外は接待だけかなぁと 接待の日は百ちゃんに介護されつつ吐き方を教わり3回リセットできる体へ
飲みすぎたけど吐けない紡の介護に慣れすぎた巳波、スマートに「はい指いれますからね、吐いて吐いて、そう上手〜」(ゲボボ)ってナチュラルに吐かせてそう
巳波ってタリスカー飲んでそう スモーキー系のスコッチ…が似合う……
紡も飲もうとしてめちゃくちゃげほげほするから「貴方は飲んじゃダメです」って取り上げられる回
「これ、イソジンの味がしますよ!?」「貴方のお口には合わないんだと思います」ってやっててほしい
アイラ系とか好きそう
味覚がそっちだといいなというただの妄想
つむちゃまは大人しくほろよい飲んでなさい
バーでグラスホッパー飲む巳波とシンデレラ飲む紡は見たい
「1口ください!」「これ甘いですけど強いですからゆっくり……」「あ、おいし〜!!」「ゆっくり………ああ………………………………すみません、チェイサーを………………………」
紡には薄めのバイオレットフィズ入れてやってくれ
巳波のこと散々言ったけど巳波はワインだよね〜(知らんよ)
いやワインは虎於くんかもしれない
昨日審議した結果巳波にグラスホッパーもわかるけどゴールドのマティーニどう?って言われて死んだ マティーニはめっちゃそうだと思ってたけどゴールドのマティーニはめっちゃわかる
でも巳波は度数強め甘め飲んでて欲しい…………私の希望的観測
そういう顔してるから(?)
はるちゃんはオレンジジュースね
はるちゃんはオレンジジュースです
畳む 166日前(金 23:16:39) 二次語り
2人とも酒弱いと思ってる
だから巳波もたまーにウイスキーロック一杯で長い夜を過ごすのかなと
紡は悪酔いしやすそうだし巳波と一緒の時以外は接待だけかなぁと 接待の日は百ちゃんに介護されつつ吐き方を教わり3回リセットできる体へ
飲みすぎたけど吐けない紡の介護に慣れすぎた巳波、スマートに「はい指いれますからね、吐いて吐いて、そう上手〜」(ゲボボ)ってナチュラルに吐かせてそう
巳波ってタリスカー飲んでそう スモーキー系のスコッチ…が似合う……
紡も飲もうとしてめちゃくちゃげほげほするから「貴方は飲んじゃダメです」って取り上げられる回
「これ、イソジンの味がしますよ!?」「貴方のお口には合わないんだと思います」ってやっててほしい
アイラ系とか好きそう
味覚がそっちだといいなというただの妄想
つむちゃまは大人しくほろよい飲んでなさい
バーでグラスホッパー飲む巳波とシンデレラ飲む紡は見たい
「1口ください!」「これ甘いですけど強いですからゆっくり……」「あ、おいし〜!!」「ゆっくり………ああ………………………………すみません、チェイサーを………………………」
紡には薄めのバイオレットフィズ入れてやってくれ
巳波のこと散々言ったけど巳波はワインだよね〜(知らんよ)
いやワインは虎於くんかもしれない
昨日審議した結果巳波にグラスホッパーもわかるけどゴールドのマティーニどう?って言われて死んだ マティーニはめっちゃそうだと思ってたけどゴールドのマティーニはめっちゃわかる
でも巳波は度数強め甘め飲んでて欲しい…………私の希望的観測
そういう顔してるから(?)
はるちゃんはオレンジジュースね
はるちゃんはオレンジジュースです
畳む 166日前(金 23:16:39) 二次語り
リュウ
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みなつむR18 媚薬(編集中)
媚薬を飲まないといけない部屋に閉じ込められて二人分のんでフーッ……って腕に噛みついて耐えてる巳波はいる(いませんよ)すごいこう 何?レッフェスに出てた時くらいの顔で耐えててほしいよ(?)
「大丈夫ですか!?私にできることありますか!?」「あっちに行っててください………………」
媚薬を飲まないといけない部屋なのだが、2人分頑張って飲んだものの開かない。これは2人で飲まないといけなかったのだろうかと頭を悩ませつつも体が限界の巳波にそっと上着を着せる紡
「……近くに、こない、で」
「す、すみません……でも、その……たぶん、私も!」
「こんな物、飲まないで!」
語気の荒くなる巳波。
畳む 166日前(金 23:10:18) 二次語り
媚薬を飲まないといけない部屋に閉じ込められて二人分のんでフーッ……って腕に噛みついて耐えてる巳波はいる(いませんよ)すごいこう 何?レッフェスに出てた時くらいの顔で耐えててほしいよ(?)
「大丈夫ですか!?私にできることありますか!?」「あっちに行っててください………………」
媚薬を飲まないといけない部屋なのだが、2人分頑張って飲んだものの開かない。これは2人で飲まないといけなかったのだろうかと頭を悩ませつつも体が限界の巳波にそっと上着を着せる紡
「……近くに、こない、で」
「す、すみません……でも、その……たぶん、私も!」
「こんな物、飲まないで!」
語気の荒くなる巳波。
畳む 166日前(金 23:10:18) 二次語り
リュウ
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みなつむと海
夏の島に16人が呼ばれ その間に時間があれば遊泳可能だっていう話になって 紡も水着買っていこう〜とするんだけど「巳波さんどれがいいですか?」って言われて結局エロいけどラッシュガードとパレオも買って〜みたいになるんだけど ナギがめちゃくちゃ行くの嫌がるから 頑張ったらデートプレゼント!
って言って来てしまったので約束通りナギと海デートして 「アナタのためのセレナーデを歌いますよ。リクエストは?」って聞かれて アイドリッシュセブンの曲の後に ŹOOĻの曲を歌ってもらって 素敵な夜だな〜となりつつ
「そろそろ帰らないといけませんね〜」って沖に近いくらいにいってたから帰るってなって
帰る前に「月夜に浮び上がるアナタは美しいです」「あはは、サンキュー」なんて言いながらそっとナギにキスされて
ワワワワワワってなってたら「ナイトが来てしまったようですね」って言われて 見たら巳波が近くまで来てて手振ってて
見られた!?ってあわあわしてたら傍によってきてナギに笑顔のまま
「ナイトじゃなくて私がプリンスですよ…」って威嚇する回
「貴方の水着姿、私が1番見たかったのに。六弥さんに先に勝手にさらけだして……」ってムカつきながら浮き輪から紡引きずり下ろして、暗い海の中でキスをして、紡の酸素がやばくなってもひたすら巳波と酸素共有しての繰り返しで、浮上してはまた沈む。
そんな夜。
その後ゆっくりと戻ってみんなで手持ち花火。かき氷を食べてる人達、飲んでる人たち、様々。紡はラッシュガードにパレオ再びの装いで花火を。
「線香花火、母が好きだったんですよね」って思い出を話す(この紡は母と線香花火の想い出付けが強いのでしんみりとなる)線香花火、みんな苦手だったので紡が最後までついてたものの、ぽとんと落ちて泣きそうになる紡(誰がいちばん長くできるか競争していたŹOOĻといおりく)
「花火はまだ終わってません」って紡に手持ち花火持たせた巳波、自分の手持ち花火に火をつけて紡へ、慌てる紡の腕をとって陸へ……そうやって繋がっていく火たちと終わっていく花火たちを見つめながら、そっと肩を抱き。
「終わりがあるってことは、始まりもあるんですよ」
って微笑む巳波に、そっとよりそう泣きそうな紡の回畳む 166日前(金 23:04:14) 二次語り
夏の島に16人が呼ばれ その間に時間があれば遊泳可能だっていう話になって 紡も水着買っていこう〜とするんだけど「巳波さんどれがいいですか?」って言われて結局エロいけどラッシュガードとパレオも買って〜みたいになるんだけど ナギがめちゃくちゃ行くの嫌がるから 頑張ったらデートプレゼント!
って言って来てしまったので約束通りナギと海デートして 「アナタのためのセレナーデを歌いますよ。リクエストは?」って聞かれて アイドリッシュセブンの曲の後に ŹOOĻの曲を歌ってもらって 素敵な夜だな〜となりつつ
「そろそろ帰らないといけませんね〜」って沖に近いくらいにいってたから帰るってなって
帰る前に「月夜に浮び上がるアナタは美しいです」「あはは、サンキュー」なんて言いながらそっとナギにキスされて
ワワワワワワってなってたら「ナイトが来てしまったようですね」って言われて 見たら巳波が近くまで来てて手振ってて
見られた!?ってあわあわしてたら傍によってきてナギに笑顔のまま
「ナイトじゃなくて私がプリンスですよ…」って威嚇する回
「貴方の水着姿、私が1番見たかったのに。六弥さんに先に勝手にさらけだして……」ってムカつきながら浮き輪から紡引きずり下ろして、暗い海の中でキスをして、紡の酸素がやばくなってもひたすら巳波と酸素共有しての繰り返しで、浮上してはまた沈む。
そんな夜。
その後ゆっくりと戻ってみんなで手持ち花火。かき氷を食べてる人達、飲んでる人たち、様々。紡はラッシュガードにパレオ再びの装いで花火を。
「線香花火、母が好きだったんですよね」って思い出を話す(この紡は母と線香花火の想い出付けが強いのでしんみりとなる)線香花火、みんな苦手だったので紡が最後までついてたものの、ぽとんと落ちて泣きそうになる紡(誰がいちばん長くできるか競争していたŹOOĻといおりく)
「花火はまだ終わってません」って紡に手持ち花火持たせた巳波、自分の手持ち花火に火をつけて紡へ、慌てる紡の腕をとって陸へ……そうやって繋がっていく火たちと終わっていく花火たちを見つめながら、そっと肩を抱き。
「終わりがあるってことは、始まりもあるんですよ」
って微笑む巳波に、そっとよりそう泣きそうな紡の回畳む 166日前(金 23:04:14) 二次語り
リュウ
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色々な回 みなつむ編 R18もあり
そーたまと一緒にスタジオに足を運ぶ中「作曲って面白そうだなぁ……」と思ってスマホの作曲アプリで全然様にならないメロディを作って共用パソコンに入れて置いたらコピーが作られており、開いてみたら巳波がそのまま使って曲に仕上げてくれていた回
「すみません、二次創作ってやつです」って笑う巳波
付き合う時に「隠し事は無しにしたいのでお互いのスマホのパスワード共有しませんか?」と言われ パスワードを巳波の誕生日にしており 運転中の紡がスマホ開けなくて「紡、パスワード何?」「あ!0608です!」って言って付き合ってるのがバレる回
紡と仲のいい陸には好意的なのに天には敵意むき出しの巳波
宇津木さんにも「PLAYGAME!!が好きです」と言われていたのに紡にも「私は元気な曲が好きなのでPLAYGAME!!かな〜」と言われたのでとりあえずトウマにじとっとした視線を向けている巳波と(俺何したっけ……)と覚えのないことに考えをはせるトウマの回
ŹOOĻは紡に手を出さない……と確信しているのに何かの兼ね合いで押し倒される形になっている紡と虎於を見た時に流石に頭がバグる巳波の回
バグってる巳波も失恋した巳波も順調に行ってる巳波も浮気された巳波も曲作りは行っているので 曲が荒れたり凪いだり新しいテイストになったりする回
紡と結婚して数年 カラオケボックスで悪酔いして絡み酒してる紡を回収しに行った巳波に「嫌です!一曲歌ってから~~~!うたって~~~!!!!」って喚かれて「じゃあ一曲だけ歌いますから」「踊って!!」「踊りますよ、何を」「モンジェネ」「……」と言われてモンジェネを歌って踊れる巳波の回
この世界線の巳波はリスポも絶対踊れる
紡さん 感じる度に イくたびに「いい子ですね」って頭を撫でられ続けており 「巳波!俺今日のテスト超高得点!」「あら、いい子ですね」って 言った巳波も(偉いですよ、とか言いたかったのに……)ってなるし 現場一緒で近くにいた紡が少しだけピクッとしてて笑いを堪えている
紡の性知識があまりにもだな、と判断されたので巳波のパワーポイントで保健体育の授業が行われる健全な夜の回
真剣な顔で(ぼっさぼさでストレスMAXの様相で)「巳波さん……めちゃくちゃに抱いてくれませんか……嫌だと言ってもやめないでほしいんですけど……」って自棄になって頼みに来るやつ
普通に後で「も、もう!無理!」「嫌だと言ってもやめないんでしょう?」とはなる
ガツッとメイクしてつり目っぽくなってる巳波に新しい扉を開いてその日目を合わせられなくなる紡と(何かしたかな……)って混乱してる巳波
「熱中症ってゆっくり言ってみてください」っていきなり振る巳波とゆっくり言いすぎてねっ ちゅう しよ にならない紡のコント
「メニュー 柔らかな棗巳波 固めの棗巳波 厳しめの棗巳波 ふにゃふにゃの棗巳波」「……ふにゃふにゃの棗巳波でお願いします……」「では今日はふにゃふにゃの私をお楽しみください」っていう謎の癒しイチャイチャが存在する
巳波さん 本当に久しぶりに紡と触れ合う夜 「本当に久しぶりですか?誰か別の人としてたんじゃないですよね」「してませんよ……っ!」ってめちゃくちゃ疑うところからスタートする
はじめは何も知らなかった紡がそのうち自分から体をくねらせたり 腰を動かしたり 巳波の愛撫に合わせて体を動かす度に(全部私が教えたんですよね)って気分よくなっちゃう巳波 このあとめちゃくちゃ抱いた
畳む 166日前(金 22:51:52) 二次語り
そーたまと一緒にスタジオに足を運ぶ中「作曲って面白そうだなぁ……」と思ってスマホの作曲アプリで全然様にならないメロディを作って共用パソコンに入れて置いたらコピーが作られており、開いてみたら巳波がそのまま使って曲に仕上げてくれていた回
「すみません、二次創作ってやつです」って笑う巳波
付き合う時に「隠し事は無しにしたいのでお互いのスマホのパスワード共有しませんか?」と言われ パスワードを巳波の誕生日にしており 運転中の紡がスマホ開けなくて「紡、パスワード何?」「あ!0608です!」って言って付き合ってるのがバレる回
紡と仲のいい陸には好意的なのに天には敵意むき出しの巳波
宇津木さんにも「PLAYGAME!!が好きです」と言われていたのに紡にも「私は元気な曲が好きなのでPLAYGAME!!かな〜」と言われたのでとりあえずトウマにじとっとした視線を向けている巳波と(俺何したっけ……)と覚えのないことに考えをはせるトウマの回
ŹOOĻは紡に手を出さない……と確信しているのに何かの兼ね合いで押し倒される形になっている紡と虎於を見た時に流石に頭がバグる巳波の回
バグってる巳波も失恋した巳波も順調に行ってる巳波も浮気された巳波も曲作りは行っているので 曲が荒れたり凪いだり新しいテイストになったりする回
紡と結婚して数年 カラオケボックスで悪酔いして絡み酒してる紡を回収しに行った巳波に「嫌です!一曲歌ってから~~~!うたって~~~!!!!」って喚かれて「じゃあ一曲だけ歌いますから」「踊って!!」「踊りますよ、何を」「モンジェネ」「……」と言われてモンジェネを歌って踊れる巳波の回
この世界線の巳波はリスポも絶対踊れる
紡さん 感じる度に イくたびに「いい子ですね」って頭を撫でられ続けており 「巳波!俺今日のテスト超高得点!」「あら、いい子ですね」って 言った巳波も(偉いですよ、とか言いたかったのに……)ってなるし 現場一緒で近くにいた紡が少しだけピクッとしてて笑いを堪えている
紡の性知識があまりにもだな、と判断されたので巳波のパワーポイントで保健体育の授業が行われる健全な夜の回
真剣な顔で(ぼっさぼさでストレスMAXの様相で)「巳波さん……めちゃくちゃに抱いてくれませんか……嫌だと言ってもやめないでほしいんですけど……」って自棄になって頼みに来るやつ
普通に後で「も、もう!無理!」「嫌だと言ってもやめないんでしょう?」とはなる
ガツッとメイクしてつり目っぽくなってる巳波に新しい扉を開いてその日目を合わせられなくなる紡と(何かしたかな……)って混乱してる巳波
「熱中症ってゆっくり言ってみてください」っていきなり振る巳波とゆっくり言いすぎてねっ ちゅう しよ にならない紡のコント
「メニュー 柔らかな棗巳波 固めの棗巳波 厳しめの棗巳波 ふにゃふにゃの棗巳波」「……ふにゃふにゃの棗巳波でお願いします……」「では今日はふにゃふにゃの私をお楽しみください」っていう謎の癒しイチャイチャが存在する
巳波さん 本当に久しぶりに紡と触れ合う夜 「本当に久しぶりですか?誰か別の人としてたんじゃないですよね」「してませんよ……っ!」ってめちゃくちゃ疑うところからスタートする
はじめは何も知らなかった紡がそのうち自分から体をくねらせたり 腰を動かしたり 巳波の愛撫に合わせて体を動かす度に(全部私が教えたんですよね)って気分よくなっちゃう巳波 このあとめちゃくちゃ抱いた
畳む 166日前(金 22:51:52) 二次語り
リュウ
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天紡→巳紡→士紡→巳紡になる二股浮気ネタ(みなつむ)(編集中)
天と付き合ってたけど紡的にはやっぱ誰にも言えない会えない恋愛が辛くなって、そんな中巳波に告白されてアワアワしてるうちに二股になって、色々あって天を振って、巳波を振って、宇津木さんと付き合って、割と短い期間で巳波とヨリ戻して宇津木さんと別れる回(これ割と直近の妄想)
別れたあとも1回付き合ってしまったせいで「宇津木さんこういうの雑じゃないですか」だの「小鳥遊さんこっちのほうが好きでしょ」だの聞こえてくるものが全てマウントに聞こえて腹を立てる巳波の回
詳しく書く
天紡(付き合ってる)、お互いプロ意識から周りにも一切伝えず、会う回数も場所も服装も指定、とにかく二重にも三重にも保険をかけた安全な交際を心がけている。でもそうなると出来ることはたまに会うくらいのこと以外だと自分しかいない所での個通くらい。素敵な彼氏がいる、愛されている、愛している、溢れる想いを誰かに訴えたい、聞いて欲しい、けれどそんなことをしたら九条天が危険に晒される。18歳、恋する乙女である紡にとってそれは酷な話であり、紡は天には言わないまま、心の中で少しずつ「やっぱり別れた方がお互いに幸せなのではないだろうか」と思い始めている。それと同時に「わかっていたことでもあるのに耐えられない自分」に嫌気もさしてきている。
ところ変わって巳波。天と付き合っていることは当然知らぬまま、けれどある時から紡に隙が増えた事を感じ、声をかけて食事に誘う。
食事くらいならいいか……と思いながらついて行った先で口説かれ始めて紡は「天さんと付き合っているので」なんてもちろん言えないし付き合ってる人がいるなんて言ったら誰なのか追及されても困る、そんな流れで恋人がいる、と言えないまま「お断りします」とだけ伝えることになる。もちろん巳波はそれだけで諦めたりしないので、少しずつ紡を口説き落とすほうに動く。天よりも巳波の方が外聞を気にする度合いは違うので、巳波とのほうが接近しやすい。
畳む 166日前(金 22:46:28) 二次語り
天と付き合ってたけど紡的にはやっぱ誰にも言えない会えない恋愛が辛くなって、そんな中巳波に告白されてアワアワしてるうちに二股になって、色々あって天を振って、巳波を振って、宇津木さんと付き合って、割と短い期間で巳波とヨリ戻して宇津木さんと別れる回(これ割と直近の妄想)
別れたあとも1回付き合ってしまったせいで「宇津木さんこういうの雑じゃないですか」だの「小鳥遊さんこっちのほうが好きでしょ」だの聞こえてくるものが全てマウントに聞こえて腹を立てる巳波の回
詳しく書く
天紡(付き合ってる)、お互いプロ意識から周りにも一切伝えず、会う回数も場所も服装も指定、とにかく二重にも三重にも保険をかけた安全な交際を心がけている。でもそうなると出来ることはたまに会うくらいのこと以外だと自分しかいない所での個通くらい。素敵な彼氏がいる、愛されている、愛している、溢れる想いを誰かに訴えたい、聞いて欲しい、けれどそんなことをしたら九条天が危険に晒される。18歳、恋する乙女である紡にとってそれは酷な話であり、紡は天には言わないまま、心の中で少しずつ「やっぱり別れた方がお互いに幸せなのではないだろうか」と思い始めている。それと同時に「わかっていたことでもあるのに耐えられない自分」に嫌気もさしてきている。
ところ変わって巳波。天と付き合っていることは当然知らぬまま、けれどある時から紡に隙が増えた事を感じ、声をかけて食事に誘う。
食事くらいならいいか……と思いながらついて行った先で口説かれ始めて紡は「天さんと付き合っているので」なんてもちろん言えないし付き合ってる人がいるなんて言ったら誰なのか追及されても困る、そんな流れで恋人がいる、と言えないまま「お断りします」とだけ伝えることになる。もちろん巳波はそれだけで諦めたりしないので、少しずつ紡を口説き落とすほうに動く。天よりも巳波の方が外聞を気にする度合いは違うので、巳波とのほうが接近しやすい。
畳む 166日前(金 22:46:28) 二次語り
リュウ
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色々な回 アイナナ
紡が巳波のことを好きだと嗅ぎつけたアイドリッシュセブンがめちゃくちゃŹOOĻと出会う機会を作り、先に巳波に「何の企画ですか?」ってヤマさんが詰められる回
まあ、リーダーだし 頼むわおっさん(詰められるのを擦り付ける三月)
ヤマさんのことを間違えて公共の場で「お兄さん」と呼んだ紡の回
「マネージャーって好きな人いんの?」と言われ、悩んだ結果「(仕事という)恋人がいます」とボケてみたのに相手が環だから伝わらず、変な噂が流れ、16人の中で犯人探しが行われる回
環と紡と悠で行われた「恋人とは果たして何をするのだろうか」という議論が迷走する回
虎於くんがよくドライブに誘ってくるので「私も運転できますからね!今日は私が運転しますよ!」って誘われ、なんとなく助手席に乗ったものの(そういうことじゃない……)ってなる虎於の回
畳む 166日前(金 22:40:54) 二次語り
紡が巳波のことを好きだと嗅ぎつけたアイドリッシュセブンがめちゃくちゃŹOOĻと出会う機会を作り、先に巳波に「何の企画ですか?」ってヤマさんが詰められる回
まあ、リーダーだし 頼むわおっさん(詰められるのを擦り付ける三月)
ヤマさんのことを間違えて公共の場で「お兄さん」と呼んだ紡の回
「マネージャーって好きな人いんの?」と言われ、悩んだ結果「(仕事という)恋人がいます」とボケてみたのに相手が環だから伝わらず、変な噂が流れ、16人の中で犯人探しが行われる回
環と紡と悠で行われた「恋人とは果たして何をするのだろうか」という議論が迷走する回
虎於くんがよくドライブに誘ってくるので「私も運転できますからね!今日は私が運転しますよ!」って誘われ、なんとなく助手席に乗ったものの(そういうことじゃない……)ってなる虎於の回
畳む 166日前(金 22:40:54) 二次語り
リュウ
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巳波、子供と一緒に寝てしまった紡を見て ŹOOĻのグルチャではしゃぐみんなを眺めて テレビの中で活躍する自分を見て 生活感が漂う家族の空間を見回して ああ、生きててよかったんだなって 思って欲しい
もう何も失わなくていいんだって思って欲しい……
166日前(金 22:39:20) 二次語り
もう何も失わなくていいんだって思って欲しい……
166日前(金 22:39:20) 二次語り
リュウ
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棗巳波、棗も線対称、みなみは回文
ヨルムンガンドはウロボロスでもあるらしい
ミッドガルドを囲んで眠っているところから眠そうな目付きなのだろうか
開眼するとこの世が終わる
→4部で目が覚めた巳波と悲劇の連鎖の終了は連動している? 167日前(金 11:40:05) 日常
ヨルムンガンドはウロボロスでもあるらしい
ミッドガルドを囲んで眠っているところから眠そうな目付きなのだろうか
開眼するとこの世が終わる
→4部で目が覚めた巳波と悲劇の連鎖の終了は連動している? 167日前(金 11:40:05) 日常
リュウ
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みなつむ死ネタ
このまま二人が死んでいくのがメリバだろうが、巳波だけ死ねなかったとか紡だけ死ねなかったとかも全然アリ……
最初に2人を見つけるのははるちゃんの気がする
たぶんえげつない後悔をする
畳む 169日前(水 21:04:59) 二次語り
このまま二人が死んでいくのがメリバだろうが、巳波だけ死ねなかったとか紡だけ死ねなかったとかも全然アリ……
最初に2人を見つけるのははるちゃんの気がする
たぶんえげつない後悔をする
畳む 169日前(水 21:04:59) 二次語り
リュウ
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みなつむSS 解放
「……?巳波さん、お昼の薬はもう……」
「……嫌ですね。私が管理しているんだから、疑わなくたって大丈夫ですよ。今日のお昼はまだ飲んでません」
「……でも、こんな……こんなのでしたっけ……」
「……飲めないなら飲ませてあげます」
錠を一つ、水を含んで無理やり彼女の唇と自分のそれを重ねた。今日に限って彼女は普通で、いつも通りで、でももうそれくらいでは引き返そうと思わないくらいに、私は壊れてしまっている。不審そうに嫌がる彼女の口の中に無理やり入れた錠は、何故だか甘い。諦めない私に根負けして、そのうち彼女はすべて飲み込んだ。そのまま彼女の唇をそっと舌でなぞって、口の中を味わっていく。ざらり、彼女の舌が絡まって、ああ、甘い。甘い。甘い……。
一通り彼女を味わって顔を離すと、焦点の定まらない瞳で彼女が私を見上げている。即効性のある薬というのは本当だったらしい。
「……巳波さん、これ、は……」
「大丈夫ですよ。いつもより少し強い安定剤をもらっていたんです。最近の貴方、不安定ですから」
「そ、そう……です、か……?」
既に呂律が怪しくなっている彼女が愛おしくて、そのまましばらく頭をなでる。髪の毛を指で梳くと、そっと手に寄り添ってくる彼女のそういうところは付き合った頃からなんら変わらない。好きで、好きで、好きで。彼女に付き合えないと言われるたびに引き裂かれそうだったことも、ついに彼女に受け入れてもらえた時にこの世のすべてを愛せそうに思えたことも、彼女が生涯を共にしてくれると頷いてくれた時の幸せも、すべてすべて。
――走馬灯。
「……準備しなくちゃ」
彼女のスマートフォンの電源を落とした。通知欄にあった「七瀬陸」の文字を見て、少しだけ罪悪感に襲われる。けれど、でも。もう、いいですよね。貴方たちに彼女はあげない。真っ黒になった画面を下にして、私のスマートフォンを切ろうとして……未読の通知にあるメンバーの名前に、一瞬だけたじろいだ。
――ねえ、紡さんと……別れなよ……もう巳波、見てらんないよ。そう言った亥清さんも、それを心配そうに見守ってくれていた狗丸さんも、御堂さんも……。
「……ごめんなさい」
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい……。心の中で何度も謝りながら、自分のスマートフォンの画面も暗くなった。そっと床に置いて、遠くに蹴り飛ばした。きっと今夜電話が来るだろう。私はそれには出られない。
――私たちを最初に見つけてくれるのは、彼らだろうか。
「……み、なみ、さん……?」
「……大丈夫、傍にいますよ。……もうずっと一緒です。これでずっと……最期まで一緒ですよ……もう、私がいないって寂しくなって自傷しなくたっていいし……喚いて傷つくこともない」
「な、なんか、変……ですよ。みなみ、さ……」
「言っていたでしょう、ずっと一緒にいてほしいって。どこにも行かないで、傍にいてくれって。これしかないんです、もう。こうするしか……こうするしか、ないんですよ……」
身なりを整えていく。少し前に用意しておいた綺麗なドレスで彼女を彩る。力が入らない彼女を着せ替えるのは聊か大変ではあったけれど、ほら、こんなにも似合っている。
「結局、お互いに忙しくて式も挙げられませんでしたからね。ほら、ウエディングドレスには少し及ばないけれど……ああ、メイクアップも。勉強しておいたんです……ほら、整えるから、もう少し起きて……。……もう、起きてられませんか」
「な、んか……ちから、が」
「ふふ、へにゃへにゃで……可愛らしい」
大丈夫ですよ、そう言いながら彼女の体をそっと壁に寄りかからせて、彩っていく。このために数日、女優のメイクアップアーティストに練習させてもらっていたのだから。妻に化粧をしてあげたいのだと言ったら、ああ、さすが愛妻家ですね、と言って微笑まれた。
私たちのことはどう報道されるのだろうか。ぼんやりとそんなことを考えながら、彩った彼女の顔は、花が咲いたようだ。
「ほら。ね、私、結構要領いいつもりなんです。可愛いですよ、紡」
「……ぁ……」
「ふふ。嬉しいですか?そうですか……それならよかった」
ぁ、ぁ、と小さく聞こえる彼女の声は肯定なのか否定なのか、歓喜なのか悲鳴なのか、もうわからない。私も用意しておいたタキシードに袖を通してみた。仕事以外でこんな豪華な服を着たのは、初めてかもしれない。
「……ねえ、私、似合ってますか」
ずるずると壁から床へ、ぐったりと倒れている紡にそう問いかけて、なんだか妙に嬉しくなって、体を起こしてそのままキスをした。
「あの世に行っても一緒です、誓いますよ。貴方も誓ってくれるでしょう?」
紡はもうろくに体の自由が利かないのだろう。虚ろな瞳を懸命に動かして私をとらえて、なにやら唇を震わせる。私は……何も答えず、何もくみ取ろうとせず、ただ……彼女に向けて、微笑んだ。最後に私は、用意していた最後の物を手に取って……彼女の首にそっとかけた。
「……色々、悩んだんですけどね」
麻縄が首に食い込むことをしっかり確認してから、長さを確認する。用意していた踏み台がちょうどよさそうだった。
「一緒に旅立つのに、なんだかいいじゃないですか。宙に浮いたまま逝ける、なんて」
空を飛んでるみたいでしょう?自分でも狂っているような言葉を笑いながら。私も自分の首に、縄をくくった。ふう、と息を大きく吐いてから、私もそっと、紡に飲ませた睡眠薬を……飲んだ。
「さて……」
紡を机の上に載せて、天井に縄をくくりつけた。彼女を抱きかかえたまま自分の縄を括りつけている間、私にも抗えない眠気がやってきて、それでもどうにか支度を終える。
これでいつ、気を失っても……もう、大丈夫。
「……紡。紡。もう、寝ちゃいましたか」
腕の中で寝息を立てる彼女の腕に、体に、首に、線状の傷跡が目立つ。
「辛かったですよね。ごめんなさい……もっと……」
もっと早く、こうしておけばよかった。
踏み台の上で、彼女の体を抱きしめた。愛しい体を何度も撫でて、自分で赤く染めた唇に何度も口づけて、やがて私の足も、ふらつき始めた。力が入らなくなっていく。
「……ふたり、で……ずっと。ずっと、いっしょに」
ずっといっしょに……。
かくん、と、からだが、ゆれ、た。
――。畳む
169日前(水 20:21:21) SS
「……?巳波さん、お昼の薬はもう……」
「……嫌ですね。私が管理しているんだから、疑わなくたって大丈夫ですよ。今日のお昼はまだ飲んでません」
「……でも、こんな……こんなのでしたっけ……」
「……飲めないなら飲ませてあげます」
錠を一つ、水を含んで無理やり彼女の唇と自分のそれを重ねた。今日に限って彼女は普通で、いつも通りで、でももうそれくらいでは引き返そうと思わないくらいに、私は壊れてしまっている。不審そうに嫌がる彼女の口の中に無理やり入れた錠は、何故だか甘い。諦めない私に根負けして、そのうち彼女はすべて飲み込んだ。そのまま彼女の唇をそっと舌でなぞって、口の中を味わっていく。ざらり、彼女の舌が絡まって、ああ、甘い。甘い。甘い……。
一通り彼女を味わって顔を離すと、焦点の定まらない瞳で彼女が私を見上げている。即効性のある薬というのは本当だったらしい。
「……巳波さん、これ、は……」
「大丈夫ですよ。いつもより少し強い安定剤をもらっていたんです。最近の貴方、不安定ですから」
「そ、そう……です、か……?」
既に呂律が怪しくなっている彼女が愛おしくて、そのまましばらく頭をなでる。髪の毛を指で梳くと、そっと手に寄り添ってくる彼女のそういうところは付き合った頃からなんら変わらない。好きで、好きで、好きで。彼女に付き合えないと言われるたびに引き裂かれそうだったことも、ついに彼女に受け入れてもらえた時にこの世のすべてを愛せそうに思えたことも、彼女が生涯を共にしてくれると頷いてくれた時の幸せも、すべてすべて。
――走馬灯。
「……準備しなくちゃ」
彼女のスマートフォンの電源を落とした。通知欄にあった「七瀬陸」の文字を見て、少しだけ罪悪感に襲われる。けれど、でも。もう、いいですよね。貴方たちに彼女はあげない。真っ黒になった画面を下にして、私のスマートフォンを切ろうとして……未読の通知にあるメンバーの名前に、一瞬だけたじろいだ。
――ねえ、紡さんと……別れなよ……もう巳波、見てらんないよ。そう言った亥清さんも、それを心配そうに見守ってくれていた狗丸さんも、御堂さんも……。
「……ごめんなさい」
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい……。心の中で何度も謝りながら、自分のスマートフォンの画面も暗くなった。そっと床に置いて、遠くに蹴り飛ばした。きっと今夜電話が来るだろう。私はそれには出られない。
――私たちを最初に見つけてくれるのは、彼らだろうか。
「……み、なみ、さん……?」
「……大丈夫、傍にいますよ。……もうずっと一緒です。これでずっと……最期まで一緒ですよ……もう、私がいないって寂しくなって自傷しなくたっていいし……喚いて傷つくこともない」
「な、なんか、変……ですよ。みなみ、さ……」
「言っていたでしょう、ずっと一緒にいてほしいって。どこにも行かないで、傍にいてくれって。これしかないんです、もう。こうするしか……こうするしか、ないんですよ……」
身なりを整えていく。少し前に用意しておいた綺麗なドレスで彼女を彩る。力が入らない彼女を着せ替えるのは聊か大変ではあったけれど、ほら、こんなにも似合っている。
「結局、お互いに忙しくて式も挙げられませんでしたからね。ほら、ウエディングドレスには少し及ばないけれど……ああ、メイクアップも。勉強しておいたんです……ほら、整えるから、もう少し起きて……。……もう、起きてられませんか」
「な、んか……ちから、が」
「ふふ、へにゃへにゃで……可愛らしい」
大丈夫ですよ、そう言いながら彼女の体をそっと壁に寄りかからせて、彩っていく。このために数日、女優のメイクアップアーティストに練習させてもらっていたのだから。妻に化粧をしてあげたいのだと言ったら、ああ、さすが愛妻家ですね、と言って微笑まれた。
私たちのことはどう報道されるのだろうか。ぼんやりとそんなことを考えながら、彩った彼女の顔は、花が咲いたようだ。
「ほら。ね、私、結構要領いいつもりなんです。可愛いですよ、紡」
「……ぁ……」
「ふふ。嬉しいですか?そうですか……それならよかった」
ぁ、ぁ、と小さく聞こえる彼女の声は肯定なのか否定なのか、歓喜なのか悲鳴なのか、もうわからない。私も用意しておいたタキシードに袖を通してみた。仕事以外でこんな豪華な服を着たのは、初めてかもしれない。
「……ねえ、私、似合ってますか」
ずるずると壁から床へ、ぐったりと倒れている紡にそう問いかけて、なんだか妙に嬉しくなって、体を起こしてそのままキスをした。
「あの世に行っても一緒です、誓いますよ。貴方も誓ってくれるでしょう?」
紡はもうろくに体の自由が利かないのだろう。虚ろな瞳を懸命に動かして私をとらえて、なにやら唇を震わせる。私は……何も答えず、何もくみ取ろうとせず、ただ……彼女に向けて、微笑んだ。最後に私は、用意していた最後の物を手に取って……彼女の首にそっとかけた。
「……色々、悩んだんですけどね」
麻縄が首に食い込むことをしっかり確認してから、長さを確認する。用意していた踏み台がちょうどよさそうだった。
「一緒に旅立つのに、なんだかいいじゃないですか。宙に浮いたまま逝ける、なんて」
空を飛んでるみたいでしょう?自分でも狂っているような言葉を笑いながら。私も自分の首に、縄をくくった。ふう、と息を大きく吐いてから、私もそっと、紡に飲ませた睡眠薬を……飲んだ。
「さて……」
紡を机の上に載せて、天井に縄をくくりつけた。彼女を抱きかかえたまま自分の縄を括りつけている間、私にも抗えない眠気がやってきて、それでもどうにか支度を終える。
これでいつ、気を失っても……もう、大丈夫。
「……紡。紡。もう、寝ちゃいましたか」
腕の中で寝息を立てる彼女の腕に、体に、首に、線状の傷跡が目立つ。
「辛かったですよね。ごめんなさい……もっと……」
もっと早く、こうしておけばよかった。
踏み台の上で、彼女の体を抱きしめた。愛しい体を何度も撫でて、自分で赤く染めた唇に何度も口づけて、やがて私の足も、ふらつき始めた。力が入らなくなっていく。
「……ふたり、で……ずっと。ずっと、いっしょに」
ずっといっしょに……。
かくん、と、からだが、ゆれ、た。
――。畳む
169日前(水 20:21:21) SS
リュウ
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みなつむSS
「いえ、人の目がないだけでこんなに気が楽なもんなのかと思うこともありますよ」
そう言って微笑み、髪をかきあげる巳波の仕草に思わず心臓が高鳴る。一般人には出せない色気や妖しさ。それでも、彼がタレントでない以上、周りも見目が綺麗なマネージャーとしてしか見ていない。紡はそっとガラスに映る自分を確認した。……こんな平凡な見た目であっても、タレントだから常に見られている。慣れない人々の視線に、たった数日で紡は疲れ切っていた。……巳波の言う通りだ。
「……まあ、その分、貴方に負担をかけていますね」
「い、いえ……棗さんだって頑張ってくれてるじゃないですか。ここは協力して、早く、穏便に、元の世界に帰るべきですから」
巳波がマネージャー業と並行して調べ物をしてくれている以上、自分のやるべき事はこれ以上巳波の仕事を増やさないことだ。アイドルとしての仕事をこなすこと。失敗しないこと。期待に応えること。
「……。……スケジュールには余裕ありますよね。小鳥遊さん、少しこちら……よろしいですか?」
「?……ここじゃダメな話、ですか?」
「……ふふ。私はいいんですけれど、貴方は……アイドルですからね」
「……?……はい……」
おいでおいで、と手招きする巳波に導かれるまま、紡は傍にあった会議室に足を踏み入れた。その後、巳波が部屋に入る。特に何も無い、机と数人分の椅子が置かれているだけの小さな会議室だ。
――カチャ。
会議室の中を眺めていた紡の背後で、鍵が閉まる音がした。巳波の長い指が、そっと鍵から離れる。
目が、合う。
「……あ、あの……」
なぜだか急に気まずくなって、紡は急いで目を逸らした。優しく微笑んだままの巳波の感情は読めない。巳波はただじっと、紡の瞳を見つめているままだ。
「まだ私は研修が明けたばかりの新人マネージャーですので……」
くす、と笑いながら、自分に伸びた手を、紡は反射的に避けようとして……左手首と右肩を掴まれる。
「ちょっと、癒し方が下手かもしれないですけれど。許してくださいね」
「ま、まっ……」
――体温。巳波との距離はゼロだ。だらだらと、背中が冷や汗だらけになっている。頭が熱い。体が熱い。離れようともがくほど、不思議と巳波の腕の中に誘い込まれていく。しっかりと背中と腰に手を回されて、もう、紡の意思では抜け出せなくなっていた。
(……さっき、唇、塗ったのにな……)
妙に冷静になって、ぼんやり思う。ヘアメイクしてもらったのに、髪を梳かれて。化粧、崩れてないかな。大丈夫かな。一瞬唇が離れて、安心して息を吐いて、でもまた唇を奪われる。離れては奪われて。室内に、控えめなリップ音が木霊する。
――やがて、巳波が一息ついたところで、紡はキスが終わったことに気づいた。依然として距離は近いまま、そのまま巳波はまたしばらくじっと紡を見つめ……そのまま、紡の首元に顔を埋めた。
「……あ、あの……えっと……どうしちゃったんですか、棗さん」
「……なんか、キス慣れしてません?」
「そんなことないですよ?」
「……そうですか。なんだか私が思っていた反応と違ったものですから……癒されました?」
「メイクが崩れてないかすごく気になります、この後収録なので」
「……ちゃんと崩さないようにやってますよ。……崩して差し上げてもいいですけれど」
「え」
はあ、と何やらため息をついて、巳波はそっと体を離した。さらさら、と何度か紡の髪を整えて、そのまま唇の端を親指で拭う。
「……甘いものとか、食べます?」
「あ、頂きたいです」
「……気まずくなったり、しないんですね。いきなりキスされたのに」
「気まずくなっても仕方ないですからね。アレですよね、なんかキスとかハグってホルモンが出ていいらしいですし、棗さんのお疲れも取れました?」
「……私はなんだか疲れがドッと来ました、今」
そろそろ行かないといけませんよね、と呟くように言いながら、巳波は会議室の鍵を開けた。そのまま何も無かったかのように、二人で部屋を後にした。
収録に行くアイドルたちを見送ってから、巳波は大きくため息をついた。
この世界でなら、もしかしたら……そんな出来心で彼女の唇を奪ったのは自分、だけれど。抱きしめたのも、自分、だけれど。
(体は緊張してたし、赤くはなったものの……"あれ"じゃ、鈍感どころの騒ぎじゃない)
だいたい、男に体を触られてそれもコミュニケーションだと思っているのなら、早急に認識を改めて貰う必要がある。それは別に、巳波と恋仲になるからとか、そういう以前の話だ。……心配になってきた。
(どうやったら意識してもらえるんだろう)
自分がやるべき事は、元の世界へ帰る方法を探すこと。しかし、元の世界へ帰れば自分はアイドルだ。常に人の視線の中で生きる。今みたいに、気楽に彼女とは会えない。なかなか触れられもしない。
(……この世界にいるうちにもう少しだけ踏み込んだ関係になりたい、と思ってしまうのは……)
ははは、と、小さく乾いた笑いを零し、巳波は口をしっかり結んだ。
畳む 169日前(火 23:45:04) SS
「いえ、人の目がないだけでこんなに気が楽なもんなのかと思うこともありますよ」
そう言って微笑み、髪をかきあげる巳波の仕草に思わず心臓が高鳴る。一般人には出せない色気や妖しさ。それでも、彼がタレントでない以上、周りも見目が綺麗なマネージャーとしてしか見ていない。紡はそっとガラスに映る自分を確認した。……こんな平凡な見た目であっても、タレントだから常に見られている。慣れない人々の視線に、たった数日で紡は疲れ切っていた。……巳波の言う通りだ。
「……まあ、その分、貴方に負担をかけていますね」
「い、いえ……棗さんだって頑張ってくれてるじゃないですか。ここは協力して、早く、穏便に、元の世界に帰るべきですから」
巳波がマネージャー業と並行して調べ物をしてくれている以上、自分のやるべき事はこれ以上巳波の仕事を増やさないことだ。アイドルとしての仕事をこなすこと。失敗しないこと。期待に応えること。
「……。……スケジュールには余裕ありますよね。小鳥遊さん、少しこちら……よろしいですか?」
「?……ここじゃダメな話、ですか?」
「……ふふ。私はいいんですけれど、貴方は……アイドルですからね」
「……?……はい……」
おいでおいで、と手招きする巳波に導かれるまま、紡は傍にあった会議室に足を踏み入れた。その後、巳波が部屋に入る。特に何も無い、机と数人分の椅子が置かれているだけの小さな会議室だ。
――カチャ。
会議室の中を眺めていた紡の背後で、鍵が閉まる音がした。巳波の長い指が、そっと鍵から離れる。
目が、合う。
「……あ、あの……」
なぜだか急に気まずくなって、紡は急いで目を逸らした。優しく微笑んだままの巳波の感情は読めない。巳波はただじっと、紡の瞳を見つめているままだ。
「まだ私は研修が明けたばかりの新人マネージャーですので……」
くす、と笑いながら、自分に伸びた手を、紡は反射的に避けようとして……左手首と右肩を掴まれる。
「ちょっと、癒し方が下手かもしれないですけれど。許してくださいね」
「ま、まっ……」
――体温。巳波との距離はゼロだ。だらだらと、背中が冷や汗だらけになっている。頭が熱い。体が熱い。離れようともがくほど、不思議と巳波の腕の中に誘い込まれていく。しっかりと背中と腰に手を回されて、もう、紡の意思では抜け出せなくなっていた。
(……さっき、唇、塗ったのにな……)
妙に冷静になって、ぼんやり思う。ヘアメイクしてもらったのに、髪を梳かれて。化粧、崩れてないかな。大丈夫かな。一瞬唇が離れて、安心して息を吐いて、でもまた唇を奪われる。離れては奪われて。室内に、控えめなリップ音が木霊する。
――やがて、巳波が一息ついたところで、紡はキスが終わったことに気づいた。依然として距離は近いまま、そのまま巳波はまたしばらくじっと紡を見つめ……そのまま、紡の首元に顔を埋めた。
「……あ、あの……えっと……どうしちゃったんですか、棗さん」
「……なんか、キス慣れしてません?」
「そんなことないですよ?」
「……そうですか。なんだか私が思っていた反応と違ったものですから……癒されました?」
「メイクが崩れてないかすごく気になります、この後収録なので」
「……ちゃんと崩さないようにやってますよ。……崩して差し上げてもいいですけれど」
「え」
はあ、と何やらため息をついて、巳波はそっと体を離した。さらさら、と何度か紡の髪を整えて、そのまま唇の端を親指で拭う。
「……甘いものとか、食べます?」
「あ、頂きたいです」
「……気まずくなったり、しないんですね。いきなりキスされたのに」
「気まずくなっても仕方ないですからね。アレですよね、なんかキスとかハグってホルモンが出ていいらしいですし、棗さんのお疲れも取れました?」
「……私はなんだか疲れがドッと来ました、今」
そろそろ行かないといけませんよね、と呟くように言いながら、巳波は会議室の鍵を開けた。そのまま何も無かったかのように、二人で部屋を後にした。
収録に行くアイドルたちを見送ってから、巳波は大きくため息をついた。
この世界でなら、もしかしたら……そんな出来心で彼女の唇を奪ったのは自分、だけれど。抱きしめたのも、自分、だけれど。
(体は緊張してたし、赤くはなったものの……"あれ"じゃ、鈍感どころの騒ぎじゃない)
だいたい、男に体を触られてそれもコミュニケーションだと思っているのなら、早急に認識を改めて貰う必要がある。それは別に、巳波と恋仲になるからとか、そういう以前の話だ。……心配になってきた。
(どうやったら意識してもらえるんだろう)
自分がやるべき事は、元の世界へ帰る方法を探すこと。しかし、元の世界へ帰れば自分はアイドルだ。常に人の視線の中で生きる。今みたいに、気楽に彼女とは会えない。なかなか触れられもしない。
(……この世界にいるうちにもう少しだけ踏み込んだ関係になりたい、と思ってしまうのは……)
ははは、と、小さく乾いた笑いを零し、巳波は口をしっかり結んだ。
畳む 169日前(火 23:45:04) SS