屋根裏呟き処

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NO IMAGE リュウ アビスアニメ、よく26話でまとまってるよな
NO IMAGE リュウ んオ〜あなくるしや
NO IMAGE リュウ ŹOOĻ全員結婚したらきっとみんな奥さんの話を飲みながらするんだろうけど はるちゃんは「めんどくさいんだよね〜でもさ!」って惚気けるし 巳波は「こんなことがあって」って惚気けるしトウマさんは「いつも最高で」って惚気けるし虎於くんは「まあ俺の女だし」って惚気ける みんな奥さん大好き
NO IMAGE リュウ 結婚みなつむ 子供ありネタ

妻と夫から親になったらまた感覚は変わってしまうけれど 子供がいない時は巳波は思いっきり紡に甘えるのだな……
「パパ甘えん坊さんですね〜」って紡に笑われるのだな……そして「甘えん坊さんなんです、子供たちにいつも妬いてます」ってベタベタする巳波

子供たちに敬語を使って欲しくないので子供がいる時だけ一生懸命言葉を崩しており
そのうちやや2人の間でも言葉が崩れていくと良い

結婚して5年くらい経って 「どうして私の事好きになったんですか?」って改めて聞かれたら 思い出そうとしても最初のきっかけを改めて思い出せなくて さてどれがきっかけだったかと考えてもわからなくて「別にいいでしょう、もうそんなことは」って笑いながら……
「貴方こそ、どうしてプロポーズを受けてくれたんですか」「えーっと……どうしてだったんでしょう……」って そのうち辛かったことまでも愛しい思い出になって 無理やり抱き合わなくたって 寄り添うだけで幸せになると知る
畳む
NO IMAGE リュウ みなつむとŹOOĻ
紡と結婚して アルバムも何冊も出来て 子供もやや大きくなった頃には 虎於も特定の女性と結婚してるし 悠は恋愛度外視でよりシンガーとして成長するために厳しく生きて トウマさんは業界の女性とお付き合いしながら定期的に巳波と虎於にヘルプを出している それでもŹOOĻはŹOOĻのまま…
NO IMAGE リュウ 七夕 一年に一回しか会えない巳紡 遠距離恋愛……
ŹOOĻの活動拠点が本格的に海外とかになったら完全遠距離……
NO IMAGE リュウ みなつむ ワンナイトから始まる哀れな恋

紡の恋人が全然普通の一般人で ワンナイトしてしまった回

恋人にバレて「僕は芸能人みたいにはなれないから」とか言って振られて 街でウワーッて泣いて雨が降っているところに傘を差し出した巳波に「貴方のせいで全部台無しになった!」って感情むき出しの紡と「とりあえず風邪ひくからウチに来てください」って連行する巳波
「全部棗さんのせいです!結婚も考えてくれてるって言ってたのに!愛してるって!ずっとそばに居るって言ってたのに!」ってギャン泣きしてる紡に「愛してるなら私に無理やり迫られたことを責めたりしないでしょう、矛先を向けるべきは私だったんだから」って言う巳波
「いいからシャワー浴びてきてくださいよ、風邪ひくでしょう。洗濯は回しておきますから」って何言ってもわあわあ泣いたままでなんか腹が立ったので無理やりキスで口を塞ぐ巳波
びっくりして静かになったので「……ほら、あったまってきてください」って放り出される紡

そういうのを繰り返してるうちに巳波のほうが(この人、しっかりしてるように見えてボロボロだな)って思い始め……

まあまあ責任を感じている巳波、そもそも巳波も自棄になってただけで彼女を愛してるとか言える訳では無い……と思ってるから じゃあ責任取って付き合いましょうとも言えず
その日は雨が止まず酷い天気で
「布団は1つしかないんです」って言われて
「ここからこっちは私の陣地です」って線引される

(どうしよう 変な噂でも流されたら困るし 彼女のメンタルも心配 私の責任は大いにあるし……)って巳波の方から元彼にコンタクトとろうとして
ろくでもない男であった1面とかを見て アイドリッシュセブンの話とか横流ししてたりして
「あんな男、別れて正解だったんですよ」って火に油注ぐ回
「棗さんに彼の何がわかるって言うの!」って怒鳴られるも しばらくして棗巳波、一般女性に手を出す!みたいな記事書かれて 紡はくらくら……ってなる
さすがに週刊誌はツクモストップかかるからネットニュースとかのレベルで そんな事実はございませんで終わらせるものの
紡は責任感じてる

とりあえず元彼は然るべき措置で取り締まられ紡も真実を知り そもそも愛されていなかったとかいう激重現実からなかなか戻れず 仕事中だけは今まで通り有能でも 退勤後のプライベートが本当にぐずぐずになってしまっており もう誰でもいいから…てホテル街に立ってた紡に「おいくらですか?」って巳波
ホテル街とか普通に写真撮られちゃうでしょ〜⁉️って慌てて離れてとりあえずどっか落ち着いたお店に入って個室に入って「ふう…」ってなる紡
「で、おいくらのご予定だったんです」「…別に…考えてませんでした…とにかくもう、限界で…誰でも良くて…」ってもにょもにょする紡
「じゃあホ別50kで私が買います」「は?」「安いですか?100kで」「いや、いやっあの……」「もう一声?」「そ、そ、うじゃな……」「買われる覚悟がお有りだったんでしょう?」「それは……」って結局口で勝てないからそのままホ別苺万で買われていく紡

そうやって歪に巳波と2回目が…訪れて、巳波がシャワー浴びてる時に頭を抱える紡
シャワー終えてもなかなかバスローブを脱げない紡を強引に引き寄せて「15万円分、楽しませてくださいよ」って そんなこと言いながらあくまで優しい手つきの巳波に脱がされながら 紡はぎゅっと目をつぶった
なんだかんだいいながら自棄になってた時よりもずっと優しく巳波が抱くものだから、なんだか愛されているような気がし始めてしまい 普通に巳波にされるがまま、心まで奪われていく紡と
そんな紡を少しずつ 自分のものにしてしまいたいと思いながら 優しく優しく 大切に抱く巳波

朝起きたら巳波の方が少し早く起きてて、「シャワー浴びましょうか」って手招きされるもんだからそのまま「ああ……(ああ……)」って一緒にシャワールームに連れていかれて ぼーっとしてるから巳波に体洗われつつ 「まだ目が覚めてなさそうですね」って言われて ふわふわしたままの紡に
口付けて、また引き寄せて、舌を絡ませて……
「わ、わた、わたしっ、出勤がっ」「あら朝、早いんですね。残念。ねえ、立ちんぼはやめて私の専売になりませんか」「お、お金は……いりません!から」「いいえ。昨日は間違いなく貴方を15万で買ったので。はい、こちらですよ」
「受け取れませんよ!これ以上棗さんに関する悪い噂が……どこから出るとも知れないのに!」ってなる紡に「…じゃあ、世間的には付き合っている、という認識でいいんじゃないんですか」「へ」「それで私たちは、せいぜいセフレにでもなればいい。相性は悪くないでしょう?」って セフレ?になった回
巳波的には立ちんぼでもして事件に遭ったら目も当てられない、とかもあってもう暴走するなら私にしたほうがいい、とかいうのがあり
(これは……恋なのかな、違うような気もする)という 恋未満のモヤモヤを抱える

ずっと巳波は責任を感じたままで
でも少しずつ紡のこと好きになっちゃってるな〜
紡もなんか少しずつバグってすきになっていってる
でもまだ付き合ってない 周りには付き合ってるって言っている 本人たちからすればまだセフレ

途中から「私たち、別に…恋人じゃないんですし…棗さんだって、いいお相手がいたらそちらに行っていいんですよ」「こっちのセリフですよ。そもそも私はあまりおおっぴらに恋愛できませんし」って言いつつ 紡は巳波に他の誰かを抱いて欲しくなくて 巳波は紡が他の男に抱かれて欲しくなくなってる
でもお互いに認識はセフレなので(セフレ作るような人だしな、他にも関係のある方はいらっしゃるんだろうな……)(あれだけ自棄になってたしな、セフレも私だけじゃないのかもしれない。危ない人じゃないといいですけれど……)って思ってる
お互いにはお互いしかいないのに

たぶん最初に支払われた15万、封筒に入れたままどうにもできずに紡はとったままなんだろうし、少しずつ落ち着いてきて巳波とこんな関係を続けるのは巳波のタレント生命が危うくなると正気を取り戻したのでセフレ解消を申し込んだあと、悩んだ末に封筒ごと巳波の鞄にそっと入れて 去る…
セフレ解消(お別れ)切り出されて、まあ最近ちょっと安定してきてそうだったしな…と思いながら受け入れたつもりだったのに思い出すのは事後に2人でのんびりホットミルクを飲んだことだとか、外を歩いた時にアクセサリーに目を輝かせた紡とか、そんなことばかり思い出して 封筒とお見合いする巳波
解消してからも周囲に「別れた」と言う機会を逸していたところ、巳波に呼ばれて 悩んだ末に呼び出しに応じたら前に一瞬だけ紡がかわいい〜って言ったネックレスを渡されて 断るも断れず首元に付けられて
「よく似合ってますよ」って笑った後に「ところで、これ……15万円、だったんですよね」って

別れたって周りに言う前に 外堀が埋まっている間に 巳波は紡に告白する そのまま婚約する そういう気がする
「みなさんもご存知だと思うんですが、私小鳥遊さんと」「付き合ってんだっけ」「結婚します」「は!?」「え!?」「あ!?」の回
スピード結婚

結婚してくださいだのなんだのじゃなくて「結婚式にしたいことありますか?」「結婚式……?うーん、入場に好きな曲流したいです」「どんな曲が好きなんですか」「〇〇みたいな~…」って言ってたら一週間後くらいに「聞いてください、私たちの結婚式に流す曲書いたので」って持ってくるやつよ
「!?!?!?!?!?!??!」「左手出してください、指輪はめるので」「!?!?!!?!?!!?」「ここ、名前書いてくださいね、婚姻届け出しておくので」「????????????」って流されていく
「あ、あの~~……なんか私、結婚したらしくて……」「紡ちゃん結婚したの!?!?!?!?!?」「いつのまにか……」「どういうこと!?!?!?!?」ってなる万理さんもいる お父さんは巳波がいつの間にか突破している
たぶんしばらく万さんが巳波のことじっと見てることが増える
巳波はそっと微笑み返す
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NO IMAGE リュウ みなつむ職場セックス妄想

局の使われてない倉庫の物陰でひっそりセックスするみなつむ、巳波が上着を引いた上に紡を寝かせがちなので巳波の上着が埃だらけになっている日はそういう日かもしれない

仕事場なので見つかったらたぶん普通に怒られるけど勘づかれてるけど怒られてないくらいの節度でいそう 節度ない

「仕事着をこんなに崩して ストッキングまで脱がされて そんな顔して はしたないですねぇ」「巳波さんが!巳波さんが全部やっ」「声が大きいですよ💢」ってなる

まあまあそこそこで時間的に切り上げないといけないから「……今夜、もっとぐちゃぐちゃになりましょうね……🤍」って声かけてその後1日紡の脳内を自分で独占支配する策士の棗巳波

でろでろにしっかり中に出してしまったので「拭くから動かないで……スーツ汚しちゃいますよ……」になる結婚みなつむ


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NO IMAGE リュウ 虎紡の紡「大丈夫ですよ…」
巳紡の巳波「大丈夫ですよ…」

つまりそういうこと

みなつむ
「触れてもいいですか」「ダメ、です」「……触れさせて」の回と
「触れて、ください」「……ダメですよ。触れられません」の回が、ある
NO IMAGE リュウ 色々な狗紡

トウマさんは付き合ってもŹOOĻ最優先だからンムムとなる紡はいる
仕事優先、仕事が大切、ってわかっててもたぶんオフの日もŹOOĻ優先だからちょっと思うことがちりつもになってデートに誘ったら「忙しいので!」って強めに断られてトウマさん落ち込んで欲しいし紡も後悔して落ち込んでてほしい

「トウマにも事情が…!」って仲裁しようとして(いや、まてよ…恋愛なら2人のことは2人で解決した方がいいのでは?部外者が簡単に立ち入っていい話なんだろうか……でもこのままじゃ2人の仲が危ういかもしれない…僕には何が出来る…?)「そーちゃん難しい顔してんね」
ってMEZZO"

「そーちゃんが難しい顔すっから2人とも仲良くしてくんね?」って環に仲裁されるトウ紡であれ
畳む
NO IMAGE リュウ 色々なずるつむ

紡ちゃんの服装、彼氏に染められて欲しいのではるちゃんとならスポーティでボーイッシュ系ファッション、巳波なら露出少なめちょっと攻撃的なファッション、トウマさんとならパンク系に片足突っ込んで、虎於くんとなら落ち着いた大人ファッション(アクセサリーがバカ高い)みたいなのが、いい

ŹOOĻに紡と付き合ってるって
悠→言わないがバレバレ
トウマ→自分から言う
巳波→言わない(ある程度になったら言う)
虎於→言いたくて仕方がない
って感じだと思ってる

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NO IMAGE リュウ 色々な虎紡

「最近虎於、女の子口説かなくなったよね」「最近トラ、先に帰ること増えたよな」「最近御堂さん、助手席に誰か乗せてる形跡があるんですよね」って言ってたところに虎於の忘れ物届けに来た紡が現れて(小鳥遊さんなんだ……)ってなる虎紡の回

「俺の事好きか?」「好きですよ」「どこが好きだ?」「素敵なところですよ」「どこが素敵だと思ってるんだ」「うーんと……男らしいところとか?」「ŹOOĻのどこが好きなんだ?」「曲ですかね…」「巳波がいいのか」「パフォーマンスもとても素敵ですよ」「誰のパフォーマンスが好きなんだ」
「亥清さんかな…」「俺じゃないのか」「虎於さんも好きですよ」「も、ってなんだ」「うーん…」って毎回なる虎紡

「プレゼントだ」って渡された腕時計が嬉しかったので落ち着いたデザインだし…と職場につけていっていたら壮五に「紡、お揃いだね?」って言われて(え?壮五さんとお揃いって……(お値段……))ってなって「すみません、1度つけたんですけどお返しします……」って言われる虎於
「……女にプレゼントを突っ返されたんだが」って内心めちゃくちゃ焦りながらさも余裕みたいな顔してŹOOĻに話したら「気に入らなかったんじゃないの」「好かれてなかったんじゃないですか」「飽きたとか?」って言われてぐるぐるする虎於くん

虎紡の紡は押せ押せドンドンだと思ってる
虎於くんがああなので
ラブコールも全部紡からであってほしいと思
好きだと言われる度に安心して「そうだろ?俺が好きだろ?」って言い返す虎於くん

ある程度付き合いが長くなるまで「まあ別に俺はモテるからな…」みたいな発言に不安になってた紡もある程度になったら「まあ俺はモテるしお前がいなくなったところで云々」「ふふ、そうですね、いなくなっちゃおうかな」「……」「冗談ですよ」ってなるのかなぁ可愛いな〜〜

「仕事仕事って、いつも仕事ばっかりじゃないか。俺のことはどう思ってるんだ」「仕事と虎於さんは別ですよ」
って言い合い(言い合いではない)してるの見られて「ご迷惑になってますよ」って巳波に回収されていく虎於くん
「貴方めんどくさい彼女みたいになってますよ」って言う役

畳む
NO IMAGE リュウ 最近のみなつむネタの整理するか……
NO IMAGE リュウ みなつむ概念ぬい
Twitterが受け入れてくれなかった
20240708215531-reverseroof.jpg
NO IMAGE リュウ 極貧すぎる 正確には金がない 変わらない
NO IMAGE リュウ ドメインの更新 来月でも間に合うのかしら……
NO IMAGE リュウ 外に出られない気候なのもしんどいかも
歩いたりなんだりして気持ちが晴れることもあるのだが
それが出来ない
夜中とか明け方とかがいいのはわかるけども鬱はそんな都合よく来てくれないよね……あなや
NO IMAGE リュウ 欲望がヤバいんだけど普通に体調と精神のせいもあるけど健常者が鬱になる気候でうつ病の人間が耐えられるわけが無いよね 当たり前の話です
NO IMAGE リュウ メガネ下に忘れたぽよよ
NO IMAGE リュウ 🐮の新実況が海藤さんでほんとに嬉しいのでいまからゆっくり見る
如くを求めていた!如くを求めてたんよ……
NO IMAGE リュウ メモリアルシアター全滅か……
NO IMAGE リュウ しんどい しんどいよ
NO IMAGE リュウ 明日
プロット作り!今日のやつ と カイホウ それからずるつむ本
巳紡本のネーム
NO IMAGE リュウ みなつむSS 泣いてください

【ネタ部分呟き】
仕事で厄介Pに精神ボロボロにされて帰ってきて何も言わずに巳波の膝の上に座る紡を何も言わないでよしよしって撫でる巳波
ぽろぽろ泣く紡が落ち着くまでそのまま
きっともうずっとそういう流れなんやろなっていう
巳波の前で泣けるようになるまで紆余曲折は絶対にある
「泣いていいですよ」じゃなくて「泣いてください」って言われて初めて泣いたんじゃないか


「荷物もってもらってすみません、棗さん。助かりました」
「いえいえ」
    ドサッとマネージャーが荷物を下ろした。事務所の奥まった部屋の扉を開けて、再度荷物を抱えた彼についていき、指定された場所に荷物を下ろした。ダンボールの中には山のような書類が詰まっている。一人で何箱も持っていこうとしていたマネージャーを見つけて、手伝いを申し出て、今に至るが、二人で三往復。この人は一人でやるつもりだったのだろうか、と半ば呆れながら、壁に背をつく彼を見やる。
「いやー、助かりましたよ、本当に。僕しか手が空いてなくて」
「……こういう雑用、宇津木さんがやるべきことだったんですか?」
「いやあ、誰かはやらないといけないので」
「この後は?」
「これの整理です」
    はは、となんてことなさそうに笑う彼と、今まで運んできた数箱のダンボールを見比べた。自分は割と業界の人間の苦労を知ったつもりでいたけれど、それもまだまだ上辺のことだったのかもしれない。
    ふとぼんやり、”彼女”のことを想った。
「……宇津木さん、若手の頃悩んだこととかありましたか」
「若手の頃ですか」
    彼はもう私から目を離し、ダンボールの中身を長机の上に並べ始めている。書類、ファイル、必要なのか不要なのか私には判別のつかないようなくしゃくしゃの紙の束。慣れた手つきで処理していく彼はこちらに目をやることなく、言葉を返す。
「若手の頃は流石の僕もいっぱいいっぱいでしたけど。少しは話したかもしれませんが」
「靴下がちぐはぐだったお話ですとかなら」
「そうそう。だからたくさん悩みはしましたけどね。ほら、この業界って、理不尽の塊だから……納得のいかない叱責を受ける度に、心の中で舌を出したもんですよ」
「いまも十分そういう風に見受けられますけど……」
「はは、そうかもしれませんけど、今は昔よりは余裕あるつもりですね」
    会話をしながら、もう一箱、中身を整理し終えてダンボールを畳む彼の姿には、妙な説得力がある。
「……小鳥遊さんはどうでしょうね、何が嫌で、何が悔しいのか」
    一瞬、体が強ばった。マネージャーは相変わらずこちらを見ないまま、しかしおかしそうに笑いながら、手元の仕事をこなしていく。
「最近の棗さん、わかりやすくって助かります」
「……宇津木さんは相変わらず、ノンデリカシーですね」
「僕、抱かれたい男じゃなくて、察せない男なので」
    嘘つき。声を出さずに口を動かすと、彼は少しだけこちらを見て、カラカラ笑った。
「小鳥遊さんのことは小鳥遊さんに聞いた方がいいですよ。聞いておきましょうか、何して欲しいか」
「……結構です」
    自分で出来ますから。
    強がった。そのまま失礼します、と一声かけて部屋を出る。しばらく歩く。スマホの電源をつけて、メッセージアプリを開いて、彼女のところを開いて、閉じて、また開いた。その繰り返し。
    やっぱり、聞いてもらえばよかったかもしれない。最近なんだか疲れた顔をしている彼女を思い浮かべながら、そのままスマホをポケットに入れた。

    最近、現場で彼女を見る度、どうやら元気がなさそうだ。初めは具合が悪いのだろうかと差し入れをしてみたり、疲れているのだろうかと思って労いの言葉をかけたりしてみたが、何も好転しているように見えない。寧ろ日増に、彼女は疲れていっている。
    私は常に傍に居られない。彼女が受け持つアイドルの彼らにこっそり探りを入れてみたけれど、わからずじまいだ。彼らが支えてくれるのだと安心したかったのに、どうやら彼女は彼らの前ではいつも通り振る舞っているようで。察しが良い人たちも、あまり綻びを感じ取ってはいないようだった。――役者の自分より、彼女はずっと役者かもしれない。
    それでも、自分のアイドルが目の前にいなくなると、彼女は顔を曇らせる。仕事中、休憩、束の間、ふと彼女がいた方を見やると、何やら不機嫌そうなプロデューサーに頭を下げている姿が目に入った。……業界ではほんの少し、悪い意味で有名な人だった。私も少しは知っている。
    この業界、理不尽の塊だから。
    マネージャーの言葉が頭を掠めていく。

    悩んで悩んで、結局私が送ったのは『今夜、ご予定如何ですか?』なんていうちゃちなメッセージだった。送った私ですら、夕飯に誘ったのか、家に行きたいのか、どのような意図なのか、よくわかっていない。とりあえず、何か送らねばと思った結果、そんな曖昧な言葉になった。彼女はどう意図を汲んでくれるだろうか。彼女の判断に委ねてみようかな、なんて思いながら返事を待った。
    返事が返ってきたのはもはや夜になってからだった。仕事を終えてしばらくしても彼女から既読すらつかず、メンバーには少し残って作業があると言って事務所の部屋を借りた。スマホでできる範囲の作曲作業をして、いい加減帰ろうか、なんて思った頃に来たのは、なんとも名状しがたいスタンプでの返事だった。怒りなのか、悲しみなのか、笑いなのかすらわからない、謎の生き物のスタンプ。どうしたものかと思いつつ、とりあえず返事をひとつ。
『まだ私、事務所にいますよ』
    今度は瞬間で既読がつく。開いたままにしているのだろうか。もう一度、今度は別の生き物のスタンプが来てから、メッセージ欄は記入中の吹き出しになった。
『まだお仕事ですか?』
『いえ。貴方からお返事が来るかなと思って』
    しばらくメッセージが途絶えた。ストレートに言いすぎただろうか。自分のせいで私が家に帰っていないことを気に病むだろうか。しかし。
『前回お会いしたの、三週間前なんですね』
    カレンダーを確認していたのか、と理解する。付き合う時、スキャンダルを気にして、せめて三週に一度しか会えない、と言ったのは彼女のほうだ。そうですね、と相槌を打った。またわけのわからない生き物のスタンプが送られてきて、しばらく待つ。
『……明日、朝早いですか?』
    指先で髪の毛を弄びながら、少しどぎまぎして、しばし返事が打てず、やがて『いいえ』と返す。続けて『泊まりに来ますか?』と、送ってみた。
    メッセージが記入中になり、取りやめ、記入中になり、それを繰り返して数回。たっぷり約五分経ってから、彼女から今度は可愛らしいキャラクターの『おねがいします』と書いたスタンプが送られてきた。私は私のスタンプを送っておいた。

    私はアイドル。彼女は別の事務所でアイドルのマネージャーをやっている。つまり私たちが恋愛関係にあるのは、ゴシップ誌がこぞって集る餌でしかない。本当は事務所に迎えに行って、二人で手を繋いで、いや肩を抱いて?……笑い合いながら、時には愚痴を言い合ったりして、気がついたら私の家に着いているような、そういった脚本の中のような恋愛に憧れない訳でもないが……現実では合鍵を渡しておくのが精一杯。私が帰り着く前に、彼女から『お邪魔します』とメッセージが届いていた。先に着いたようだった。
    いつも誘うのは私からだ。それも、かなり無理やり誘わなければ、家になんて来てくれない。それなのに、今日は。ともすれば。
    彼女、私に会いたいのか。高揚感はすぐに冷静さに変わっていく。最近の彼女を思い出す。しばらく時間が合わず、通話もろくに出来ていない。いつもなんだか疲れているようで、今日見た姿はプロデューサーに頭を下げている姿だけだ。すっと背筋を正してから、自分の家の扉を開けた。鍵は開いている。
「あ、おかえりなさい!ご飯、食べましたか?」
「……ただいま。まだです、貴方は」
「私、まだで……何か作らせてもらおうかなって……あ!キッチン、綺麗に使いますので!」
「いいんですよ、鍵を渡しているんだから、もっと自由に家を使ってもらって」
「そ、それはやっぱまだ気が引けるというか……」
    あはは、と笑う彼女は……悲しくなるほど、元気そうだった。彼女のアイドルたちの前で笑い続ける彼女のまま、そのものだった。胸の奥がギリ、と軋んだ。私も……そんな彼女に、上手に笑い返してみせる。
「私が作りますよ。貴方はリビングに座っていて」
「えっ」
「料理がしたい気分なので。何が食べたいですか?和食か、洋食か」
「えっと……でも……」
「中華は材料がないので。和か洋か。どっちです?」
    彼女はストレートに選択肢を用意して迫ると、必ず答えるところがある。それなら、和で……と答えながら素直にソファに座る彼女の姿を見つめながら、私は冷蔵庫から卵と肉を取り出した。

    美味しかったですね、と彼女はまた、笑った。そうでしょう、と私もまた、笑った。変な間が起きるのを恐れて、何となくテレビをつけた。アイドルブームの現代、テレビに映っていたのは未だ無名のアイドルだった。その次に、私たちの映像が流れる。二人で並んでソファに座り、テレビの中の私を見つめる。客観的に見れば、おかしな光景かもしれない。
「……お風呂、入れますよ」
    ふと声をかけてみると、彼女は一瞬遅れて反応した。
「え?ああ、えっと」
「自律神経を整えるには湯船に浸かるのがいいですからね。ごゆっくりどうぞ」
「いや、棗さ……、巳波さんのお宅ですのに、私が先に入るのは、申し訳なく」
    急に慌て始めた彼女をじっと見つめる。こういうところ、妙にきっちりしているあたり、生真面目さが伺える。だから、だからこそ――心配なのだ。
「……それじゃ、一緒に入りますか?そしたら問題は解決しますよね」
「え!?」
「二人だと少し狭いですけど、まあ入れないことはない――」
「す、すみません、お風呂先に頂きます……」
「……ふふ、残念です」
    入浴剤ありますから、と言って彼女に渡す。そのまま彼女は脱衣所へ入っていった。テレビはいつの間にか、もうアイドル特集を終えたようだった。一人になってしまうと、なんだかそんな気分でもなくなって、テレビの電源を切る。部屋が静寂に包まれて、彼女が湯船に浸かった音が聞こえた。
    恋人と過ごす久しぶりの夜。泊まりがけ。風呂に入る彼女。その後には私が身を綺麗にして。……しかし。
    言葉とは裏腹に”そんな”気分になれないのは、どうしてだろうか。

「電気消しますね」
    スマホで操作して電灯を切った。そのまま布団に潜り込むと、先にすっぽり顔まで布団に潜っていた彼女が少し身を強ばらせたのを感じた。
「貴方の了承なく、何もしませんよ。安心して」
「わ、わ、わ……わかってます、けど。久しぶりにお会いして、その……こ、こんな近く、にいることが、ですね……」
「三週に一度しか会えないって言ったのは貴方で、今日泊まりに来ることにしたのも貴方ですよ」
「……お返しする言葉がありません……」
「……私に会えて嬉しくないんですか」
「う、嬉しい、ですよ……嬉しい……です!」
「……私も」
    会いたかった。そう言って頬を撫でると、ほのかに彼女の頬が色付いた気がした。そのまま髪を梳く。指に絡まる髪に、指を絡ませて、頭を撫でた。恥ずかしそうにしながら……しかし、いつもよりも素直に私の手に擦り寄る彼女の体を、そっと引き寄せた。またかちこちと強ばった彼女の背中を、そっと撫でて、落ち着かせる。
「……あ、あの」
「はい」
「今日って……お泊まりするって……あの」
「はい」
「そういうこと、しますか」
    少しずつ私の腕の中に引き込まれていく中で、彼女は少し不安そうにそう言った。複雑な気持ちのまま、どちらでも、と答えると、彼女は悲しそうな顔をする。……現場で見たような顔だ。傷つけた?半ば焦って、そっと擦り寄った。
「……貴方が嫌じゃなければ、私は、ぜひ」
「……」
    彼女は答えないまま。私は言葉を失ったまま。
    ……やがて、二人とも黙ったまま、私は天井を見上げていた。彼女の体をそっと引き寄せたまま、優しく撫でているまま。
    今日が終われば、また会えるのは三週後。しかし。言い換えるならば……別に、抱き合うのは三週後でも構わない。
    今日はもっと、他になすべきことがあるのだろう。そしてそれはきっと、三週後では、もう遅い。
「疲れているでしょう」
「まあ、今日は現場移動も多かったですから」
「いえ。最近、ずっと。貴方は何かに疲れている」
「アイドリッシュセブンの人気のおかげですよ。嬉しい悲鳴です」
「そうですか」
「巳波さんこそ、疲れてませんか」
「言うほど疲れては無いですよ。仕事も楽しませて頂いてますし」
「そうですか」
    間が空いた。そっと彼女の背中だけは変わらずさすっていた。そうすべきな気がしていた。凪いだ夜に、衣擦れの音だけが静かに響く。
    時に思う。私たちは、素直ではない。私も、彼女も。彼女はまっすぐな人だと思っていたけれど、相手が私だから、ひねてしまったのだろうか。それならそれで、嬉しいような、困ったような、微妙な気持ちになるけれど。
    彼女の方を盗み見た。天井をぼんやりと見つめている目は、少し眠たそうなものの、今すぐ眠る気配はない。私が彼女の背をさするうちに、彼女は私の服の腕のところを恐る恐る掴んだ。……遠慮がちに甘えている仕草だった。
    ふー、と長く息を吐き出して、私は天井に向かって言った。
「私、泣こうと思います」
「え」
    彼女ははっきりこちらを見た。何を言っているのか、そんな顔をしている。私は微笑んで、その頭を撫でた。
「今から泣きます」
「やっぱり何かお辛いことでもあったんですか!?ちゃんと宇津木さんに相談できてますか!?」
「いえ、別に。でも、悲しくなくても泣くと良いらしいですよ。ストレスが減るんですって」
「はあ……そ、そうは言っても急に泣いたりできるもんですか?」
「役者ですからね」
「はあ」
    やがて、彼女はぼとぼと涙を落とし始めた私を見ておろおろしていた。別に何が悲しい訳でもない。そんな彼女を見て笑うと、より訳が分からないといった顔をしていて、可愛らしい。
「貴方も、泣けばいいですよ」
    彼女はきょとんとした顔で、私の涙を袖口で拭った。
「いや、違いますね。泣いてください……でもなくて。貴方も泣いて。泣きなさい。私と一緒に泣くんですよ」
「何をおっしゃってるのか……」
「辛いから泣くのでも、弱いから泣くのでもありませんよ。恋人にせがまれたから、泣いてください。それだけです、ほら」
「……そんなこと、言われたって」
「泣き方がわからないなら、教えてさしあげますよ。役者はいつだって、笑いたい時に笑えるし、泣きたい時に泣けるんです。そうじゃないなら、役者なんてやめた方がいい。……貴方も、立派な”役者”をやるのなら、今、泣いて御覧」
    黙った彼女の背をそのまま優しく撫で続けた。反対の手で、頬をなぞる。複雑な面持ちの彼女は、少し現場の雰囲気と似ている。
「私は……立場上、貴方の仕事の内容は聞けないし……私に言えない愚痴もあるんでしょう。でも、ほら。一緒に泣けますから。いつだって、貴方が泣きたい時に一緒に泣いてあげる。代わりにではなく、一緒に」
「……巳波、さん」
「世の中、一瞬で泣ける役者ばかりじゃないんですよ。せっかく仕事が出来る彼氏なんですから、利用すればいい」
    さあ、ほら。そう言ってまた泣いてみせると、今度こそ彼女の目元にじんわりと雫が溜まっていく。
「そう、その調子。……筋がいいんじゃないですか」
    さすが、棗巳波の彼女ですよ。そう言って、彼女を包むように抱きしめると、そのうち嗚咽が聞こえ始めて。震え始めた体を上から下へ、下から上へ、抱きしめたまま、撫で続けて。
「……良い子ですね」
    そのうちに彼女は、声をあげて泣いた。私の背に手を回して、力いっぱい抱きついて。小さな体を震わせて。約束通り、私もそのまま泣いていた。
「貴方はあくまで泣きたいわけでもなんでもない、そうでしょう」
「……」
「私もそう。おそろいですね?」
「……。……はい……」
    そうですね、と泣きながら笑った彼女をさらに抱きしめて、その夜、私たちはずっと泣いていた。ずっと――。
    なんだか子供っぽかっただろうか。らしくなかっただろうか。もっと大人な手段で、もっと私の言葉や何かで、彼女を癒せたのではなかったのだろうか。しかし翌朝、私たちはお互いに泣きすぎて腫れた目を見て、二人で笑った。きっと、心から。
    彼女が本当に笑うのを見たのは、実に三週ぶりのことだったかもしれない。

    おかえり、と声を掛けたが返事はなかった。いつもよりやや乱暴に鞄を置き、ジャケットを脱いで壁にかけ、不機嫌を顕にしながら……私の膝の上に小さく収まった。お互いに何を言うでもない、私もそのまま彼女の体を包み、頭を撫で、その背に頭を預けた。
    ぽた、ぽた、とたまに手に零れて落ちているのは彼女の涙だ。あえて拭うことはしない。そのまま、彼女が泣き終わるまで、私たちは何も言わないし、何もしない。何があったかも聞かない。ほんの少し体をさすって、抱きしめて、涙を流す手伝いをするだけだ。
    あの日を皮切りにして、本当にごく稀に、彼女はこうやって涙を流す。――悲しいことがあったわけでも、辛いことがあった訳でもないのだ。私がそう頼んだから。そういう名目で、彼女は泣く。泣けるように、なってきている。少し泣けばまたすぐに落ち着く。運命が違っていれば、彼女は名女優のライバルだったのかもしれない。落ち着いた彼女は、言い訳がましく人差し指を立てながら言う。
「……巳波さん、私が泣くと嬉しそうにしますからね、だから泣いてるだけですよ、泣いてみせてあげてるだけです」
「あら、私のために泣いてくださってるんですね。嬉しいです」
「……そうでしょう?」
「ええ。これからも私のために泣いて、私のために笑って、私のために生きてください。ずっと貴方の全て、私のために生きて」
「それは……うーん……アイドルのマネージャーとしては難しいというか……」
「興醒めですよ。台詞だけでも言ってくれたらいいのに」
「私は役者さんじゃありませんから」
「ふふ……なら、まあ、せめて、泣くのだけは私のためにしてくださいよ。私、貴方の泣き顔が好きなので」
「趣味が良くないですよ」
「良いと思いますけどね、普段気丈な貴方の弱っている姿――」
「巳波さん!」
    ふふ、と笑いながら、そのまま体をもっと引き寄せて、改めてしっかりと膝の上に彼女を乗せた。帰ってきた頃と対照的に、彼女はころころ表情を変える。そっと頬に口づけて、真っ赤になった彼女が身じろぎする前に、今度こそ唇を奪った。……ほんの少し、涙の味がする。
    唇が離れるとそれはそれで名残惜しそうな顔をする彼女に、自覚はない。私は……彼女の表情のひとつひとつが愛しくて、仕方がない。仕方がなくて、そのまま抱きすくめて。
「そういえば、宇津木さんに最近言われましたよ。棗さん、あの時上手くやれたんですね、って。なんの事だかわかります?」
「……さあ、なんの事でしょう」
    夕飯、出来てますよ、と声をかけると、彼女は顔を綻ばせる。じゃあ私が準備しますね、と言って聞かない彼女に台所を追い出される。二人で手を合わせて、食事を取って、風呂が湧いた。着替えを用意している彼女に、私は、ねえ、と声を掛けた。
「……今日って、そういうつもりでいいですか?それとも一晩中泣きますか?」
    彼女は何も答えないまま、真っ赤な顔を小さく振りながら、脱衣所へ入っていった。ふふ、と私は小さく笑みを零した。
    どうやら、明日は目を腫らさなくてすみそうだから。
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NO IMAGE リュウ どっかに新しいアカウントとらなくてもてがろぐあるもんね……とは思う
ドメイン料更新しなきゃな
意外と使ったわ
NO IMAGE リュウ 最近どう?派だよ!連れていけ!
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