No.9727, No.9726, No.9725, No.9724, No.9723, No.9722, No.9721[7件]
kiss and kiss and...
甘い。甘すぎる。
今日の公子は、ちょっとおかしい。
「あ、あの」
抗議しようと隙を見てずらした角度だけ、公子もまた首を傾けてまた私の唇を塞いだ。今夜は、というか、さっきから……不意に私の唇を奪ってから、何か楽しくなってしまったように幾度も私に口付けている。どうしたんですか、今日、と言いたい言葉は声にならない。ただくぐもった音となり、部屋に響くとそれは淫らにも聞こえ、顔が熱くなる。
何度も顔を離しては触れて、繰り返し、やがて深いキスで落ち着いたのか、と思ったところ、ぬるりとした感触。小さく上げようとした悲鳴すら飲み込むように、公子は舌で私の唇を割って口内へ。熱い。ぞくぞくする。声が漏れる。その度、さらにご機嫌になっているのか、もっと喉の奥へと舌が絡みつく。……力が抜けていく。力の抜けた私の手に指を絡めて、公子はそのまま腕の中に私を入れ込んだ。すっぽり収まる度に思わされる……いくら細くても、やっぱ男なんだと。
――溺れる。
息が吸えなくて、いよいよそう思った時、不意に公子の舌が引っ込み、私から顔を離した。すぐ側で息を吐く公子の頬は、いつもよりほんのり赤かった。ぷは、と、息を吸うと、彼は優しく目を細めた。
「べちゃべちゃ」
「え」
「口の周り」
ははっ、と声を出して笑われて、そっと触れた口元はどこもかしこも唾液で濡れている。今度こそ、かっ、と身体中の熱が上がった気がした。
「……公子のせいでしょ!」
「まあ、そうだね」
公子はそう言ってひとしきり笑ったあと、でも、と言って、もう一度私の頬に手を添えた。そのまま親指が、私の唇をなぞる。ぞくり。先程までの感覚が一気に蘇る。
「良い感じに、食べ頃にはなったみたいだ」
「……は」
「俺、料理は得意なつもりだから」
「いや、あの、今日は」
「今日は、何?」
抗議する前に、視界いっぱいに天井が広がる。そのまま私に覆いかぶさった公子は、悪戯っ子のように笑った。
「いただきます。君の国では、そう言うんだろ」
……もう、好きにしてくれよ。私は小さな抗議として、黙ったまま目を閉じた。
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1日前(月 12:58:09)
SS
ファデュイ夢主
「仮面、似合わないね」
「ああっ返してくださいよ!公子……様!」
「いいのに、公子、で」
「だ、だって 仮にもファデュイになったんですし」
「でも、だよ」
「はあ、じゃあ……公子、返してください」
「うーん、嫌だな」畳む
1日前(月 10:58:30)
二次語り,1日1本でも線を引く




